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『上』で待ってる人

「"上"で待ってるぞ」

言わずと知れたインターネットの煽り文句です。
インターネットに触りたての頃、初めてこの言葉を言われた私は、とてもショックを受けました。"効き"ました。
"効いた"レスは、これだけではありません。

「顔真っ赤じゃん」
「逃げたな」
「効いてて草」


少なからず、インターネット上で日々行われるレスバトルには、こういった定型文が存在します。

それを知らなかった私は、「このサイトの人たちはなんてレスバが強いんだ!」と思い込み、尊敬していました。
しかし、それは誤った認識でした。

一日中掲示板に入り浸り、レスバトルのテンプレートの存在に、気が付いたのです。
つまり、彼らの言っていた「顔真っ赤じゃん」「逃げたな」「効いてて草」等は、どんな状況でもとりあえず言っておけば、相手を煽れる定型文だったのです。
彼らは普段掲示板で書き込んでいるうちに、定型文を覚えていっただけなのでした。

馬鹿の一つ覚え。

なあ、いい加減思考停止して煽るのはやめないか。

アホ、カス、死ね
そんな表面的な言葉だけを並べている、小学生の喧嘩と変わらないじゃないか!

その言葉がただ、「顔真っ赤じゃん」「逃げたな」「効いてて草」にすり替わっただけで、本質は変わっていない!!

自分の言葉でさ!!話そうよ!!!

毎日おんなじ事ばっか言って、飽き飽きしないのかッ!!!

これからはコミュニケーションの時代!そうだとは思いませんか。

ただ、用意された言葉を並べるだけで生きていける時代ではないのだと、思いませんか!!!


最後までお読みいただきありがとうございました。

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