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きみに読む物語

一途でまっすぐを貫いた男の話。

気になっていた映画が
prime videoに配信されていたので早速。
ノアに猛アタックされて、徐々に惹かれていく
アリーのシーンが可愛かった。
私のイチオシはダンスシーン。
単に私がダンスが好きなだけかもしれないけど
お互いを見つめ合う表情とか、2人の距離感に
ついつい目が離せなくなる

7年ぶりの再会を果たし、
2人だけで過ごす2日間は
印象的なシーンがいくつかあった。
沢山の白鳥に囲まれて神秘的な空間の中で
ボートに乗る2人、
大雨の中、同じ想いだったことを知る2人、
置き手紙に誘導された先にあったアリーのためを想ってノアが用意した絵画セット、
寝起きでそのまま服を着ることなく、描くのが
好きだった昔と同じように筆を執るアリー、
婚約者の所に行こうとしたアリーに対して放ったノアの言葉

30年後、40年後、将来を思い描くとき
誰と一緒にいたいのか.....
どうやっても誰かが傷つく....
と無難に選ぼうとしているアリーに
“俺のこともヤツのことも両親のことも”
“人のことは考えるな”
“君はどうしたいんだ?”と問いかけるシーン

これから私自身、決断を迫られる時
この映画を思い返すかもしれない

そしてアリーのように
周りの目を気にするのをやめて、
自分の心に正直に従って選べる自分でありたい
と思った。

最期までアリーを愛し、共に死を迎えたノアは
きっと後悔なく人生を終えたのだと思う。
そして残された家族も、
天国で共にしていると思えたら安心なのかもしれない。

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