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新生活をたのしく。お茶の間のテレビ番組といえば。お相撲はお好きですか?

子どもが小学生になり、あらためてリモートワークができる環境に感謝している。

おうちで宿題を見てあげたり、一緒におやつをつまんで話をしたり。
いつか塾や友達付き合いなどで忙しくなれば、親子水いらずの時間などなくなってしまうだろう。

息子の宿題やピアノの練習が終わると、私は仕事をいったんやめて保育園に弟を迎えに行く。逆に保育園の送迎の時間にライトな電話会議をすることもある。ワークとライフが完全にごちゃ混ぜ状態なのだ。

こうして子どもたちが揃ってバタバタする夕暮れ時、いつもなら、YouTubeやEテレでしのごうと思う。ところが、最近、私の中に幼いときの記憶が湧き上がり衝動が止まらなくなり、テレビのチャンネルを変えてしまった!

そう。

相撲だ。

一歳児がテレビの中の盛り上がりに圧倒され一緒になって手をぱちぱちする。

小学生の最初の頃は、私はサラリーマンの父と専業主婦の母、弟と、祖父母と暮らしていた。夕方、母親が家事をしたり弟の保育園の迎えに行っている間、私はテレビの前のちゃぶ台に座っておじいちゃんかおばあちゃんとお相撲を見ていたのだ。

それがデフォルトだった。
夕方はテレビで相撲。
染みついた幼い頃の記憶。
40を過ぎて衝動的にテレビのチャンネルを変えさせてしまうなんて、幼少期の記憶の染みつきかたは強烈だなと思う。
逆に、幼少期の体験が子どもたちのその後の人生を良くも悪くも変えてしまうのかと責任も感じる。

ところで、相撲を観ていると実に面白いことが多い。 

力士の体はどうなってるのか?国技とは?なぜ塩を撒くのか?座布団が飛ぶのはどんなとき?勝った人がもらう封筒は何?番付表の仕組みは?弓取式って?

もちろん、聞かれても全く答えられないことばかり。むかし、おじいちゃんが教えてくれたはずなのに。記憶を失うのは惜しいことだ。

将棋にハマっている息子は、勝敗の記録や優勝が出る仕組みに興味津々。黒星、白星、負け越し、そんな言葉に目を輝かせる。それに、相撲のルールも気になっていて、この前はキッチンで相撲を取らされた。私は冷蔵庫のドアに叩きつけられ敗北した。

さらに息子はパパと相撲をして、パパに持ち上げられて激怒していた。持ち上げてはいけないと思っていたようだ。

相撲は新しい世界への扉を開いてくれた。

専業主婦家庭のステータスだと思っていた相撲観戦(テレビ)が我が家でかなうなんて(一応、リモートワーク中だけど)!感動で涙が出そうだ。

より楽しむためには相撲について学ばなければ。

そういえばシコふんじゃった、という最高におもしろい映画があった。若かりしモッくんがかっこよすぎて鼻血が出そうだったのだ。

そんなことをツラツラ考えていたらとんでもないニュースが飛び込んできた。

昨日、かのデヴィ夫人が相撲観戦をされていたとのこと!!!座布団直撃のほかに、ツィッターでは塩をかぶってるとの発言もあり画像を見ると塩フブキに佇む夫人。さすがは、テレビもない時代からある元祖エンターテイメントの相撲。そしてどこにいても華やかなデヴィ夫人。

これを機に、何かが新しく始まるときは不安と恐怖しかなかったけど、楽しいこともあると知れてよかった。

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