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要介護の引き下げが頻発しているらしい 認知症の母、危機!?

 一昨日、担当のケアマネージャーと要介護の更新の面談をしました。今までは行政の専門職員による面談でしたが、更新は担当ケアマネージャーによる面談と主治医の意見書をもとに判断されるそうです(実家がある地方自治体の場合)。

 昨年末にケアマネージャーからは要介護の認定が厳しくなってきている、来年度母の要介護2が1になる可能性もありますと話がありました。新年早々に母が肺炎になり、面談どころでなく、更新があることをすっかり忘れてました。
 前回の見直し申請の際に、要介護1を上げることができず、主治医を内科医から担当の精神科医に変え、再度見直し申請をし、要介護2にすることができました。数か月で母の認知症が進行したとはいえ、すんなりとはいかなかった要介護2でした。

 1月に患った肺炎後は、母は疲れやすくなり、ちょっとした運動でも息切れしやすくなりました。デーサービスの無い日の食事は滅茶苦茶となり、いろいろ策を講じても元に戻らず、またヤセはじめるのではと心配しています。要介護を上げ、日中家にいる時間をなるべく減らしたいと考えているので、下がる…あり得ない!

 ケアマネージャーが来る前に、これから要介護の更新面談があることを母に告げ、物忘れがひどくなったことを認めないでいると、母が大好きな料理教室(デーサービス)に行けなくなる、と説明しました。が、意味なかったです。いつもどおり「何でも一人でできる」と豪語してました、とほほ…。

 まずは母から、ケアマネージャーが日頃の心身の状況等について聞き取り調査をしました。聴き取り内容は全国共通だそうです。
 母は生年月日は間違えなかったですが、年齢は1歳若くなってました(笑)。ケアマネが母の目の前で並べた3つの物、2分後には1つは答えることができませんでした。時々母の回答に私が補足を入れましたが、一通り答えた後「お母さん、洗濯できてるから干してくれない?」と母に声をかけました。

 母が洗濯物を干すために席を離れたら、私からケアマネージャーに補足しきれなかった部分を説明し、今母が抱えている問題ついてお話ししました。心不全で利尿剤を服用するようになり、毎夜布団を濡らすほどではないですがおもらしをするようになりました。排尿は要介護のチェックポイントと聞いていたので、ご報告。
 体調に波があり、近所のスーパーにお出かけした翌日はソファに座り、根が生えたように動けなくなったこと、パンを黒焦げにしたこと等もお話し、家に一人でしておくのが怖い、なるべくデーサービス等を利用し、規則的な生活、きちんとした食事をさせたいと伝えました。

 洗濯物を干した後、母が戻ってくると息が荒くなっており、ケアマネージャーがそれに気づきました。「もともと肺気腫なので、肺炎になる前からちょっと動くと息苦しい状態にはなっており、母はそれが当たり前と思ってますが、結構苦しい状態なんです。」と本人を前に説明しました。洗濯物を干して母が息苦しくなるとは…、想定外でしたがおかげで病状をしっかり伝えることができました。お母さん、これから外に洗濯物を干す時は私がやるからね。

 意見書を書くことになる精神科の主治医には、呼吸器内科の検査結果を見せ、呼吸器内科医の直近の診察結果はすぐに手紙でお知らせしました。主治医の意見書は重要。母の最新の病状をきちんと把握していただけるよう、連絡しました。

 今朝、いつもお世話になっているデーサービスの担当者に、お休みの振替相談ついでに要介護認定の引き下げについて聞いてみたところ、「お一人暮らしの方で、要介護が引き下げられて困っている方がいます。」とのこと。母の危機!?私がやれることは、全部やりました!なんとか要介護2が維持できますように。

「認知症の母 要介護認定の結果は…」に続く)


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