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いくつになっても姉は明るくて元気 そして妹のことを心配する

明日は私の姉の家に孫たちを連れて遊びに行く。

姉は私より3つ上。元気だが手術をする病気を何度かしている。いろいろできやすい体質かなあと自分で言っていた。

大学時代はワンゲルに入っていたので体力は人一倍ある。
30キロの荷物を担いで日本アルプスへ何度か行っている。体調を崩した人を背負って歩いたこともあるらしい。

何年か前に近くの山へ一緒に登った時も楽そうに歩いているのはもちろんだが、休憩になるとリュックからタッパーに入れた冷凍のパイナップルを出してきた。フォークも人数分ついていた。
夏の登山にとても嬉しい。
子どもたちも喜んで食べていた。
「全部食べてくれないと私のリュックが軽くならない〜。」
と笑って子どもたちに食べさせてくれた。
そして山小屋で一泊。
その日は娘と私の誕生日が近かった。
すると
「おめでとう。」
と言ってリュックから焼き菓子の詰め合わせを出してきた。花の飾りまでラッピングについていた。
「さすがにケーキは腐るからねえ。」
と笑っていた。
ほんと、姉の体力には驚かされる。

そしてとてもおしゃべりだ。
ずっと喋っている。
会うと私はほとんどうなづくだけなので用事がある時は会ってすぐに話しておかなくてはいけない。姉の取説には必須事項だ。

まあ、姉の話は楽しいのでみんながよく笑ってその場が明るくなるからいい。
明日もきっとたくさん話すだろう。
それに加えて子ども好きだから孫たちともたくさん遊んで話をしてくれるんだろう。

そして別れ際にはもう還暦に近い私をつかまえて
「忘れもん、ない?あれ、持った?
風邪ひかんときや。」って言うに決まってる。

じゃ、あしたね。

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