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私のカレー、母のカレー

カレーのお題があったので思い出すことを書こうと思う。

カレーってやっぱり思い出がある。必ず誰かと食べていた。
近所の親子が集まる時もカレーだったし、幼稚園の行事でもカレーを食べる集まりがあった。いろいろ懐かしい。

子供たちが幼稚園や小学校の頃は、水泳教室のある金曜日はいつもカレーだった。今思うとあれでよくカレーが嫌いにならなかったなあと思う。
その頃は食中毒が話題になっていたから、煮るだけのカレーはまず安心なのと、何より帰ってきてすぐに食べられるので楽だった。お腹を空かせている子どもたちも喜んでいた。必ずみんなおかわりをした。私なんかは水泳もしてないのにおかわりした。

入っているものはごく普通。じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、それとその時に安売りになっていたお肉。シチュー用肉ではなくて食べやすい挽肉や薄切り肉。
中学高校になるとシチュー用のお肉やもっと大き目にしたりした。

子どもたちは相変わらずおかわりをしていた。
今はさすがにおかわりはしていないだろう。かな?

そういえば私の母が作るカレーに思い出がある。
母のカレーも中身は一緒。でも母のには時々ルゥの塊が残っていた。それが挽肉にひっついていて、それを食べるのが実は好きだった。

「あー、そこ、固まってるやん」と言って母が取り除こうとするから、それからは気づかれないように見つけてはこっそり食べていた。

私が作るカレーにも塊はあったのだろうか。子どもたちはこっそり食べたりしてたのだろうか。思い出すことってあるのだろうか。

昔は近所に子どもも多く、毎日のようにどこかでカレーのにおいがしていた。仕事帰りにいつも、あ、美味しそうって思っていた。最近は子どもが少なくなって公園で見かけることもあまりない。それと比例してカレーのにおいも滅多にしなくなった。

#カレーにこれ入れる
#思い出すこと

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