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【名盤伝説】 “Joe Sample / Rainbow Seeker” 心に響く愛のメロディ

MASTER PIECE フュージョン・グループクルセイダースのピアニストとして活躍していたジョー・サンプルの初ソロアルバム『レインボー・シーカー (邦題: 虹の楽園)』(1978)です。

収録曲
M1 Rainbow Seeker (虹の楽園)
M2 All My Wildest dreams (野性の夢)
M3 There Are Many Stops Along the Way (道草)
M4 Melodies of Love
M5 Fly with Wings of Love (飛翔)
M7 As Longs as It Lasts (愛は限りなく)
M8 Islands in the Rain (雨の島影)
M9 Together We'll Find a Way (旅立ち)

主な参加ミュージシャン
Keyboards – Joe Sample
Bass – Robert "Pops" Popwell
Drums – "Stix" Hooper
Guitar – Barry Finnerty (曲: M4, M5, M7)
Saxophone – Ernie Watts, Fred Jackson*, William Green
Percussion – "Stix" Hooper, Paulinho Da Costa

ジョーがクルセイダースで弾くファンキーなイメージを超越する、ソウルフルでもあり、メロディアスでもあり、ジャージーでもあるピアノプレイは、当時のファンを歓喜させました。完璧な流れでピアノ主体のクロスオーバー・サウンドを聞かせてくれます。途中で一曲もスキップする曲がありません。ほぼ全曲に邦題が付いているあたりは時代を感じますね。

超有名曲M4「メロディ・オブ・ラブ」は音楽ファン必聴です。聞いたことのない方は、こっそり聞いておきましょう。

惜しくもジョーは2014年9月に亡くなってしまいます。バンドやソロで何度も来日を果たし、私も彼のステージを何度も楽しませてもらいました。直接お会いしたことはありませんでしたが、とても優しい人だと話に聞きます。彼の遺してくれた愛のメロディはいつまでも私達の心に響きます。大切にしたいアルバムの一枚です。


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