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『文章で伝えるときいちばん大切なものは、感情である。』を読んだら講演会も行きたくなった最近バグってる私

『文章で伝えるときいちばん大切なものは、感情である。』(patoさん著)をポチっとしたのは、まさしくネーミングにグッときたからである。
失礼ながら、patoさんのことは、それまで全然存知あげなかった。

ネットで紹介される本は、中味がよく見えない。見出しと他者の推薦文しか確かめずに、注文してしまった。
すごい文章術が書いてあるのか。感情を伝えるって、難しいが、どうすれば書けるようになるのか。

本が届いて、ページをめくる手が止まらない。今まで読んだ本とは全く違った内容の本である。
ある意味、裏切られまくり。
黒沢君って誰? 何でこんな物語が挟み込まれているの? 小説? これが文章術の本?

黒沢君エピソードがちょいちょい出てくるのだが、それが違和感がないのである。黒沢君、どうなってしまうの?
結構な分量のページ数であるが、途中で飽きることがない。
これが感情を伝えることなのか。
ぐいぐい読ませる文章力、こんな力が必要なのか。読めば読むほど自分の文章力のなさに絶望する。

そんな本のトークイベントがあるんですって?
え、行きたい。それもトイアンナさんとの対談だそうだ。以前トイアンナさんの講座を1回だけ受けたことがある。
個性的なお二人の対談はどんな展開になるんだろう。
行きたい。
しかし、この前も青山ブックセンターに行ったばかりではないか。
そう、さとゆみさんの『本を出したい』の出版記念トークイベントである。
私はあれから、著者さんの熱い想いを直に聞くことにはまっているのである。

行かなかった後悔をしたくない。
しかし、自分、この前は旅エッセイストの中村洋太さんにも会いに行ったばかり。
バグってるんじゃない。
夫や娘にも内緒だ。最近そういうイベントに出かけすぎ。
自分だけ楽しんでいると嫉妬されるに違いない。
おしゃべりな私は報告しないではいられないが、言うにしても、しばらく経ってからだ。

いい、もう。そのうち出かけたくなるとき、出かけられない事情も出てくるかもしれない。
出かける気力、体力があるうちには、やりたいことをやるのだ。

それに推し活は、熱があるうちに推せ! というではないか。
これはちょっと違うかもしれないが。
成功する人は、フットワークが軽い! というではないか。
これも全然違う行動だと思うが。
何か熱中したいことがあるなら、それに飛び込んでいくだけだ。
いつ熱が冷めるかわからない。

文章が人に行動を促すためにあるとしたら、この本は、私を講演会に連れて行くほど衝撃的な本。目的は達成されている。


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