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4年近く一人暮らしをした女が、急にシェアハウスに引越しをした話。

こんばんは。さしみです。
現在、12月31日(日) 深夜2時です。

深夜に綴るものは総じて危険だと、過去の経験から分かりきってるものの…
(深夜に綴った文章がクサ過ぎて、翌朝見て恥ずかしくなることが多々)

年の瀬だし1年を振り返りたくて、
居ても立ってもいられず、noteを開設しました。
(前もやってたけど、消しちゃった…)

さて、題名にもある通りなのですが…
世間的には師走で忙しない中、12月17日(日)に今の住居に引っ越しをしました。

1年の振り返りと言いつつ、最初に12月17日(日)って…
「最近やないかーい!」という感じなのですが、
この引越しが私の1年を物語ってるので、悪しからず。
(誰も気にしてないよ)


まず、背景として私のことを少し。

24歳 / 女 / 専門卒(2020年3月卒)
INFP寄りのENFP( I:49% ⇔ E:51% )

2020年4月-2022年12月まで契約社員として勤務後
2023年より開業したフリーランスのクリエイター

旧居には就職のタイミングで2020年3月-2023年12月まで、
3年10ヶ月暮らしておりました。はじめての一人暮らしでした。


職業から伺える、「留まることのできない」私

詳しい内容は伏せますが…私の職業はクリエイターです。
この業界は思い返せば、小学校の時から夢見ていました。

なぜか私は幼少期から、
「毎日同じ場所に行き、同じようなことをする仕事は向いてない」
と察しがついていました。

毎日違う場所に行き、違う人と会い…
一期一会のコミュニケーションも多い職業です。

旧居の契約が、2024年2月迄に迫っていました。
とはいえ、更新はできたのですが…
毎日違う場所に行く職業柄、
住居を変える必要も無かったのですが…

次の更新は考えていませんでした。
2年後も同じ家にいる自分が想像できなかった。

私の性質上、4年近くも同じ場所に住んで、流石に飽きを感じつつあったのです。

まあ、ここで2023年に開業したフリーランスのクリエイターという部分が
引っかかってくるのですが、単純に開業初年度で金銭的に余裕がない
というのが1番の理由です。(なんやねーん)

「金銭的に余裕がないから、シェアハウスにしよう」
という思考回路から探し始めたのですが、
シェアハウスという選択が、今の私にとにかくマッチングしたのです。

異常なくらい何でも情が沸いてしまう、生きづらい性格

急ですが今年の夏、お付き合いしてた方とお別れしました。
単純にお相手の恋の賞味期限が切れた、という感じです。

昔からなのですが、私は恋人に限らず、「別れ」というものにめっぽう弱いです。

学生時代の卒業式では誰よりも号泣し、
バイト先や独立前に勤めてた会社でも、誰かが辞める度に泣いたり、
深く関わってない方でも、数少ない思い出を辿って寂しくなり、
それはもうクサい送別のメッセージを送ったり。

なので、1年間深く寄り添った(と私は思っている)恋人には
情が湧き過ぎてしまって…とんでもないです。
何なら旧居更新のタイミングで、同棲すると思ってたからなー(小声)

しかも、めちゃくちゃ近所に住んでました。自転車で15分くらい。

近所が彼と行ったところだらけ。
情の滝(?)の私からしたら何でも思い出になります。

復縁したいとは思わないし、
その後新たな出会いがあったり、推しができたり、仕事が忙しくなったりして、
自分が思ってるよりは早めに吹っ切れたのですが…

それでもふと思い出すと「うわあああ!(?)」ってなるし、
何となく" 悪い気 "が残ってる気がして、よくないなあと…。
思いきって飛び出してみました。

「ひとり」で生き過ぎていた故、「ひとけ」に感じる心地よさ

そして、シェアハウスに入居しました。
それぞれ個室があり、水回りが共用といったスタイルです。
最低限のプラーベート空間はあります。

この話を周りの人にすると、
「いくら家賃安くなるとはいえ、シェアハウスはキツくない?」
と言われることも多いのですが…

私は何故か、ルームメイトの気配や生活音、
すれ違う時の挨拶に「心地よさ」を覚えていました。

私が入居したシェアハウスは、
10人ほどルームメイトが居ますが、交流が盛んではありません。
各部屋に名前がついており、殆どの人がその部屋名を名乗っています。

なので、本名を知りません。すれ違った時に挨拶するだけです。
(もう少し住めば、多少の関わりはあるかもしれませんが)
あ、そして、女性専用です。

私が旧居に住んでいた期間(2020年3月-2023年12月)は、
半分くらいコロナ禍で規制がありました。
ひどい時は1ヶ月自宅待機で…実家にさえ行けなかったり。
全部で7.5畳くらいの狭いワンルームで、
結構ひとりで塞ぎ込むことも多かったです。

最初は、はじめてのひとり暮らしを楽しんでいたのですが…

場所だけじゃなく、「なんかもう…ひとり暮らしも、しなくていいかも。」と
ひとりで暮らすこと自体にも、飽きというか、ある種疲れを感じていました。

こんなに飽き性で、大丈夫!?って感じですが、
これはひとりだから故。実家にいた時は別に飽きとか感じなかったし、
誰かと暮らしてたら、こんなことは思ってないはず。

旧居のアパートに暮らしてる時は、隣人の生活音や話し声が聞こえてくると
少し不快に感じていましたが…

関わりが希薄とはいえ、一つ屋根の下、水回りを共用して暮らしてる
ルームメイトが立てる音は不思議と気になりませんでした。

さっき、深夜1時半にドライヤーの音が響いていたのですが、
「え、私は前、0時にドライヤーかけるの躊躇したのに、アリなんだ!?笑」
って笑えるくらいには寛容です。私はできないけど笑

「気を遣う」ことが生活の質の向上へ

前述のドライヤーの話然り、シェアハウスはそれなりに気を遣います。

例えば、21時-0時あたりはシャワーが混み合うことが予想されるので、
早めにシャワーを浴びちゃおうとか。
(私はフリーランスで帰宅時間もバラバラだから、というのも大きいけど)

私、ひとり暮らしをしている時はお恥ずかしながら、
シャワーを浴びるという行為に至るまですごく時間がかかるタイプの人間で…
電気をつけたまま、帰宅後そのままの格好で、寝落ちする事態が多発してました。
(その代わり(?)ベットの枕カバー、シーツ、布団カバーを高頻度で洗ってた)
そりゃ、深い睡眠は取れません。

ですが、シェアハウスに来て、高確率でちゃんと夜にシャワーを浴びれるようになりました。これは奇跡です。
(あ、お風呂もありますが、後処理が面倒なので…
お風呂に浸かりたいときは、徒歩圏内のスパ銭に行きます、最高。)

他にも、洗濯機を回したら次の人のためにすぐあけて干したり
(旧居の時は回したまま干すのを忘れることもあった)

食器を溜めてつけ置きできないので、食後すぐ洗うようになったり。

ゴミも個人のベランダがなく、溜めて置けないので、
ちゃんと収集日を意識できるようになり、出しそびれることがなくなったり。

とまあ、旧居にいた時の自分が酷すぎるという話ではあるのですが…。

また、私の住んでるシェアハウスは清掃業者が定期的に入ってくれるので、
それなりに綺麗に維持されています。

勿論、日常最低限の掃除はありますが、
(床や排水溝に溜まる髪の毛を取ったり、生ゴミの処理など)
旧居もほぼ毎日コロコロしてたくらいには綺麗好きな方なので…苦になりませんでした。(掃除以外の生活力の低さは置いといて)

基本は自分の部屋だけちゃんと管理できていれば良いので、とても楽です。

私がシェアハウスに住む上で感じる不便といったら…

うかつにネットでバンバン置き配指定の買い物をできなくなった

→それさえも寧ろ、計画的に買い物をできるようになったので、良いと思ってますが、
宅配ボックスがひとつしかないのと、宅配ボックス外に置き配されてるとルームメイトが中に入れてくれたりするので、それが何だか申し訳なく…。

お友達を泊めることができない(日帰りなら出入り可)

→結構旧居には色んな子を招いていたので…これはちょっと寂しいです。仕方ないですね。

伸び悩む仕事のパフォーマンスは、空間のせいだったかも

シェアハウスは旧居より築年数が浅く、個室はそんなに広くないけど、
共用部はちゃんと広さがあり、また全体的に白を基調としていて明るいので、
狭いワンルームで暮らしてた時より開放感があります。

また、家で仕事をすることも多い職業柄、
狭いワンルームでは気持ちの切り替えができない時がありました。
そんな時は、共用部に一旦移動して一息つきます。

外のカフェに行く以外の選択肢ができたのが大きいです。
(無駄な出費も抑えられるし!)

とはいえ、まだ住んで2週間なので、この引越しが仕事に与える影響は、
はかりきれていないので、これからですが…。

私は本当に集中力が続かないのと、自分次第でかなり変動がある職業柄、
仕事へのモチベーションの浮き沈みがとても激しくて…
もう少し、自分を律していきたいところです。


シェアハウス、最高じゃん?

さて話は戻り、引越しの1番の理由は「家賃を抑えたい」でしたが、
結果的には旧居の家賃だけで、今は家賃・光熱費・ネット代全てを賄えています。

また共用部の消耗品の一部はシェアハウス側が用意してくれて、共益費に組み込まれてるので、その分のお金も少しではありますが浮いています。

1ヶ月につき、1.5万円くらいは余裕ができたんじゃないかと思います。

あと年単位で住む想定だと(一般的な賃貸とは違い、基本1年更新)、
シェアハウスは更新料がめちゃくちゃ安いので、
長い目で見たらかなり貯蓄できるんじゃないでしょうか。

旧居の契約は2月まであったので、まだ住んでいても良かったのですが、
1度決めたらすぐに行動しないと気が済まない性格なので、
内見に行った日に入居を決め、不動産の指定する最短の日取りで旧居を飛び出しました。
(実は通っていた専門学校も、見学日に入学を決め、即日願書を提出しました、勢いで生きてきてる人生。)

偶然にもそれが12月で、年内に自分の気持ちを整理できたので良かったです。

実際に住んでみると、家賃を抑えることができる以外に利点が沢山ありました。

ルームメイトは金銭的に仕方なくシェアハウスに住んでる方も多いのかな、と勝手に想像してますが、
私はシェアハウスという選択を積極的にしたし、結果的にそれが私の性質にびっくりするくらい合っていました。

シェアハウスに来るまで、正直2023年はあまりいい年ではなかった実感があり…
終わりかけになってようやく軌道に乗れた気がしています。

2024年は心新たに、頑張るぞー!

こんな長文・駄文をお読みいただいた方…(いるのか)
貴重なお時間をいただきありがとうございました。

皆さま、良いお年をお迎えください。

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