へっぽこOLのわたわた結婚式準備③
前回。ウェディングドレス選びに1ドラマがあって、和装で前撮りをしたところまで来ました。
前回はこちら
前撮り〜詳細レポ〜
なんか前回さらっと書いてしまったのですが、改めてスマホのフォルダ探したら結構写真出てきたので、繰り返しになって申し訳ないのですが今回は前撮りの詳細書こうと思います。
色打掛選び
カラードレスを選んでた時点で、色打掛で前撮りすることを決めていたので、タカミブライダルさんに置いてあった打ち掛けを試着したりしていました。
着ていた洋服の上からでも試着できる謎の技術により、着てみたい→着てみましょうか!と迅速に試着できました。ドレスの試着より簡単だったかも…
牡丹!錦糸!朱赤!と大変景気の良い色打掛。まぁこんな感じね〜とお試しで着てみたのが結構当たりでした。
写真館を選ぼう
ここからが大変。多分結婚式準備の中で一番仕事感あってキツかった部分です。
「結婚式 前撮り」で検索するととんでもない数の写真館が出てきて、なんかプランとかもたくさんあって、金額も高いんだか安いんだか分からない…。
そもそも当日はどうなるのか?写真と衣装レンタルはセット必須なのか?ロケ地選びはどうなっているのか?など、かなり見えない部分が多くて意外と苦戦したのがこの部分です。
そもそも前撮りをするにあたって、初手で考えるべきことが既にこんなにあります。
和装or洋装
どんな雰囲気で撮りたいか
写真のみorムービーあり
2着以上着るか
前撮りをウェルカムアイテムに利用するか
どこで撮るか
そして調べていくうちに、結構分かりづらいのがこのあたり。
ヘアメイクはついているのか
新郎の分のヘアセットやメイクはあるのか
衣装の持ち込みは可能なのか
場所の料金、撮影の料金、衣装の料金はどういう内訳か
撮影アイテムや髪飾りは持ち込みできるか
100カットや200カットなどプランがあるがどれくらいあればいいのか
着付けはどこでやってもらえるのか
移動手段はどうなるのか
わからないことだらけ……
はい、すでに結構頭が痛いです。今はもっと明瞭なサイトもありそうですが、自分のときは結構いろいろなところが競うように前撮りプランを作っていたようで、かなり探しづらかった印象です。
よく見るのが、「〇〇庭園ロケーションフォト10万円!」みたいな見出し。中身を見に行くと、確かに衣装が選べる撮影プランでそのお値段、衣装が増えたらプラス何万。みたいな内容が多い。そして別のロケーションだとまた値段が違っている。
10万超えは高いなぁ、と思ってまた調べると、たまに何千円みたいなプランも目に入る。でもだいたいスタジオ撮影プラン。どうやらロケーション撮影は10万超えスタートらしいことを知る。
そして紛らわしいのが、「ウェディングフォト」「フォトウェディング」の単語。
いわゆる「前撮り」のことをウェディングフォトと呼称していると思えば、今度は「写真撮影だけで済ませる挙式」のことをフォトウェディングと呼称している。難しい。
あと、式場によっては式場主体の前撮りをやってるところもあるはず。自分は学士会館だったのでそこでの和装前撮りもプランがありました。(屋外で撮りたかったので検討しませんでした)もしくはカメラマンさんとメイクさんだけ雇って、自分たちの好きなところで撮影してもらうプランとかもあり。(でもこういうのは撮影の許可とか良くわからないからハードル高い…)
で、色々見た結果
「つべこべ言わず10万出すわ!」
という結論になりました。色打掛でロケーション撮影がしたかったからね、しょうがないね。
旅行ついでに、京都や鎌倉に遠征して撮影するのはどうか?とも考えましたが、とても準備する時間がなくて断念。本物の寺社での撮影もとっても素敵です。
おなじような時期に前撮りをした友達は、ここが安くておすすめ!と言ってました。
今改めて見ると、このサイトに乗ってるプランとお値段がわりと相場の基準に近い感じがします。
衣装は…?
さて、自分はうっかりタカミブライダルさんで色打掛を試着していたばかりに、そしてそれの評判が親にも良かったばっかりに、タカミブライダルさんの打掛で前撮りをする方向にすっかりなっていました。ですが前述の通り、衣装持ち込みがOKかどうかって全然サイトに書いてないんですよね。多分電話とかで問合わせればOKだったところもあると思うんですが、自分はとりあえず「前撮り 衣装持ち込みOK」で調べて、出てきたところに問い合わせメールを送ってみました。
こちらは衣装レンタルでも持ち込みでも特にお値段変わらないとのこと。他に衣装の持ち込みOKを記載しているところが見つからなかったたため、前撮りはこちらにお願いすることにしました。
和装なので日本庭園がいいかなというのと、雨が降っても室内で撮影ができるということで、「お茶室付き日本庭園プラン」を選択。新郎新婦はわりと雨男雨女なので、絶対雨が降ると確信しての選択でした。
色打掛選び
無事に前撮りの日程と場所が決まったところで、改めて色打掛選びをしにタカミブライダルさんに行きました。
色打掛選びに結構役立ったので、ここで私のイメコンスペックを書いておきます。PCは16タイプの冬春、顔タイプはクールカジュアルです。
冬春はビビッド!原色!みたいな色が似合うタイプで、クールカジュアルは大きめの柄とかモダンな雰囲気が似合うタイプらしい。
試着してみたのは以下の4着です。
とっても華やか、おめでたい感じ!4枚目とかなり似ているのですが、こちらは模様が細かく散らばっていて春っぽいイメージ。裾の縁が白なのもあって、似ていますがより柔らかい印象です。ただクールカジュアルには可愛すぎる?
金がドンと前に出ていますね。どちらかというと朱赤で、オレンジ寄りな打掛です。鶴が豪勢!柄もぎっしり、お祝事にふさわしい豪華さです。私が着るとちょっと厳つかったかな…似合ってはいたのですが、花嫁感は出ないかなと。柄はとても合っているのですが、PC冬が邪魔して強さが前に出ちゃったのかなと思います。
よく似合うと言われる青も着てみました。4枚目の色違いのようなかんじですね。寒色だとあまりおめでたい感じがしないかな?とも思ったのですが、柄が大ぶりで青がそこまで目立たず、全体的に締まった印象で思った以上にいい感じでした。大人っぽくなってこれはこれであり。ただ全体的にしっとりして、花嫁感はやっぱり薄れますね。
そして、はじめの物をもう一度試着。赤と白のコントラストがハッキリしていて、花柄も大ぶりで、縁取りがあるから遠くから見ても模様がぼやけない。これだな〜、となりました。やっぱりイメコンスペックは嘘をつかず、なんとなくいいな〜と思っていたものがスペック的にも大正解で、回り回ってこの色打掛に決まりました。
タカミブライダルさんの色打掛は、和装婚の方に貸し出している婚礼衣装。それとおなじものを前撮りで使わせていただくので、ここは中々に贅沢なことをしました。まさか当日とおんなじ値段かかるかな…?とヒヤヒヤしていたら、前撮りとしてのレンタルであれば、通常のレンタル価格の30%で提供いただけるとのこと。まぁこの色打掛はなんとなんと70万円(!!!)したので、その30%でも21万円なのですが。いや〜すごかった……
前撮りの準備
申し込んだところで、写真屋さんと撮影日と撮影場所を調整します。場所は写真屋さんのほうが施設を抑えてくれるので、撮影プランもそちらにお任せ。東京都内の庭園だと目白庭園や清澄庭園が前撮り場所としてよく出てきますが、このあたりはやはりシーズンということもあり予約はいっぱいだったそう。私達は足立区の方にある、花畑記念公園というところでの撮影に決まりました。予約したのが一月前くらいだったので、結構スケジュールがパツパツでしたね。撮りたい場所が決まってる場合、2ヶ月前くらいに動き出せるといいのかな…と思います。借りた衣装はタカミブライダルさんが写真屋さんに届けてくださるので、我々は特にやることなし。
前撮り当日
午前中に撮影するプランニングだったので、朝8時くらいに写真屋さんに向かい、そこで着付けとメイクをしてもらいました。メイク担当さんと着付け担当さんで分かれて、新郎新婦順番に迅速に支度が整えられていきます。髪飾りなど特に持ち込まなかったのですが、お花飾りやかんざしなどお着物に合ったものをその場でコーディネートしていただけました。オレンジのガーベラが打掛の柄と合っていてとてもよかったです。
完成したら、カメラマンさんも加えてみんなで一緒に車で撮影場所まで移動。道中おにぎりやサンドイッチをいただけました。色打掛着てるとほぼ身動きがとれないため、介助されながら食べます。
1時間ほど移動して、9時頃に到着。花畑記念公園は町中にあるのに静かで、池に東屋、お茶室と撮りたいロケーションが詰まった公園でした。
正門から庭園を一周しながら、どんどんと写真を撮っていきます。ポーズとか、なんでもカメラマンさんが指定してくださいます。途中で「これウェルカムボード候補です」とか「これ年賀状用」とか、いわゆるなポーズもきちんと入れてもらえます。終始和気あいあいとした撮影でした。
天気予報が午後から雨で、午前中も常に今にも降り出しそうな空模様だったのですが、なんとか庭園を回り切るまでは保ってくれました。(全然写真だと分からないですよね)お茶室で撮影をし始めた当たりで、ポツポツと雨が…。ギリギリセーフ!と喜びつつ、あまりの雨男雨女ぶりに、結婚式当日への天気の不安も抱えることになるのでした。
長くなりましたが、前撮り編はここまでです。
最近結婚式当日の写真が届きはじめて、余韻にひたっております。次回もまた写真が見つかり次第ぼちぼち更新しますので、おたのしみに。
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