へっぽこOLのわたわた結婚式準備①
へっぽこOLの転職日記を読んでくださった方ありがとうございました。
日記の中で「結婚式を挙げる」「そのために給料をあげたい」みたいなことを書いていましたが、OLは先日ついに結婚式を挙げました。
こだわった点や、自分の結婚式に対する考え方など、せっかくなので備忘録ついでに日記の番外編として残しておこうと思います。
自分の記録用ですが、良かったら参考にしてくださいませ。
結婚式やる、やらない問題
まず結婚式を挙げるか挙げないかというところでしたが、ここは特に異論無く私も夫も挙げる派でした。大きな理由はこんな感じ。
・私が一人っ子の一人娘
・大学のサークル内カップルだったのでサークルの友達を呼びたかった
・挙げない理由も特に見当たらなかった
親も見たいだろうし、サークルの友人の結婚式に出たこともあったし、職場の方々は呼ばないアットホームな式であれば問題なくできるだろうというところで、二人の意見が一致しました。
婚約指輪
プロポーズのときは指輪無しで、後から二人で買いに行きました。9月にプロポーズされて、その月中に指輪屋さんに行きました。
はじめは亡くなった祖母の指輪をリメイクしようとしていたので、リメイクやセミオーダーメイドのできるお店にしました。色々あってリメイクはやめたのですが、その時作ったオーダーメイドのデザインが可愛かったので、そのままオーダーメイドで作ってもらいました。
オーダーメイドだと10月にデザイン決めて1から作って、完成したのは12月くらい。クリスマスに間に合わなかったのがちょっと残念でしたが、年明けに取りに行きました。
ディズニーデザインのオーダーメイドをやっている
ところだったので、せっかくならとディズニーデザインに。アラジンが好きなので立爪にジャスミンの花モチーフ、装飾に魔法の絨毯モチーフを入れてもらい、指輪の内側には魔法の絨毯のシルエットが入っています。そして星のように輝くカットのダイヤというのがアラジンにぴったりすぎて…。ホールニューワールドな婚約指輪にしてもらいました。
結婚指輪
婚約指輪と同じお店にそのままお願いしました。オーソドックスなプラチナのリングにしようと思ったら、夫がアクセサリーに不慣れで、指輪をつけるとヤクザみたいになる不具合が発生したので、肌馴染み重視でピンクゴールドの細身の指輪になりました。かわいいので気に入っています。婚約指輪は夫に出してもらったので、結婚指輪は折半して、自分はお返しに腕時計をあげました。
こちらもセミオーダーメイドで、婚約指輪と対応させて秒針に魔法のランプモチーフがついています。
式場を決める
さて結婚式をやるぞとなりましたが、右も左も分からなかったので、最初にゼクシィを買って、いいなーと思ったところをピックアップしていきました。そして大体の予算を400万前後と決めました。人数は親族と友達で50人くらい。
ブライダルフェアに行くなど色々検討していた11月に、ちょうど大学の同級生の結婚式がありました。共通の友人だったので夫と二人で参列して、そこからいろいろとまた考えました。そこからなぜか「パイプオルガンがあるところでやりたくないか?」ということになり、本物の教会で挙げるのはどうだろうかとなりました。
教会婚について
洗礼を受けていなくても、結婚講座を受ければ本物の教会で結婚式を挙げることができます。ただ他の式場と違いサービス業でやられているわけではないので、情報をあつめるのがなかなか大変でした。調べた分まとめましたので参考になればと思います。
自分がカトリック系のミッション校、夫はプロテスタント系のミッション校出身だったのでどっちに寄せるか迷ったのですが、宗派の関係上カトリックの方が建物が豪華だったりステンドグラスがあったりしてキレイなので、カトリック寄りでやらせてもらうことになりました。
候補は以下の通り。
カトリック碑文谷教会
目黒にあります。ここで挙式からの、代官山あたりのレストランで披露宴のコースも検討しました。イタリア式の建築のようですね。とてもよかったのですが、せっかく教会で挙げるのに自分と縁もゆかりも無い場所なのが気になり保留。
東京カテドラル聖マリア大聖堂
こんな立派なところで一般人は式を挙げられるの……?という感じですが、調べたところこちらも講座を受ければ大丈夫。挙げたい日の半年前の月初に電話で予約をするようでした。ただこちらはさすがに荘厳すぎて気後れしてしまいました…。信者さん同士のカップルであればとても素敵だと思います。
聖イグナチオ教会
四谷、上智大学の隣にあります。イグナチオ教会からのホテルニューオータニ、という流れで挙げる人がやっぱり多いみたいです。こちらは結構厳しく、結婚講座が14回あるかなり敷居の高い教会だったため、こちらも気後れして断念しました。上智大学生だと気兼ねなく挙げられそうですね。
カトリック神田教会
そんなこんなで決まったのがこちらのカトリック神田教会。水道橋と神保町の間くらいにあります。
ここは結婚講座が4回だけでよく、全体的に結婚式を挙げることを暖かく受け入れてくださる教会でした。何代か前の親父様がかなり積極的に結婚式の受け入れをされていたそうで、自分が結婚講座を受けていたときも他に4組ほどのカップルが参加していました。バージンロードが26メートルもある素敵な教会です。
親族の仕事の都合で日曜日に結婚式をしたかったのですが、教会というのは基本的に日曜日はミサで結婚式はやっていない……でもカトリック神田教会は日曜日の午後なら枠があり、いったん希望の日付で仮予約をして、披露宴会場探しに入りました。
披露宴会場探し
披露宴のみのプランというのがゼクシィで探すのが難しく、基本的にゼクシィで見てから本家のサイトに見に行って披露宴オンリープランが無いか確認する、ということを繰り返しました。
披露宴会場のこだわりポイントは以下4点。
挙式からの移動がスムーズにできること
披露宴のみプランがあること
料理がおいしいこと
教会と雰囲気が合っていること
教会からの移動がどうしても発生するので、送迎サービスがつけられないか、もしくは徒歩圏内で探せないかというところを重視しました。検討した会場は以下の通りです。
嘉の雅 茗溪館
クリスマス頃に会場見学に行きました。茗荷谷にある筑波大学ゆかりの会場です。自由度の高さを売りにしている会場で、建物内の装飾や余興の内容などほとんどNGなし。一日一組のみの貸し切りなので、移動があってもスケジュールに融通が利きやすそうだと感じていました。また教会への送迎も付けられるとのことで第1候補でしたが、残念ながら自分の希望の日付では空いておらず…。ご飯もとても美味しかったので本当に条件ぴったりだったのですが、自分の希望日が三連休の中日という激戦区なのでそこは致し方なし。ここで披露宴会場が取れない可能性があることに気づいて焦り、年末年始にかけて会場見学の予定を詰め込みました。
山の上ホテル
御茶ノ水、明治大学の隣にあるちいさなホテルです。カトリック神田教会から確実に歩ける距離で、雰囲気も似ているのが良い点でしたが、披露宴に使えるお部屋の収容人数が50人までということで、コロナ中だったということもあり少し狭いかなと断念しました。少人数だったら絶対にここにしていたと思います…。
日比谷松本楼
日比谷公園の中にある歴史あるレストランです。どのみち移動が必要なら、全員バスに乗ってもらって、レストランウェディングにするのはどうか?ということで検討しました。日比谷公園の緑とクラシカルな建物がとても素敵なのですが、お天気が悪かった場合みなさんの足元が心配だな…という懸念が。自分たちが雨男、雨女なので当日は絶対に晴天ではない確信があったのと、挙式から呼ぶ方もすでにまあまあな人数がいてバスの手配が大変そうだったので、こちらは見送りました。でもお食事がとても美味しそうだったので、代わりにここを両家顔合わせの食事会の場に選びました。
学士会館
そうしていろいろと検討した中で決めたのがこちら。神保町にある、旧帝国大学卒業生の社交会のために大正時代に作られた建物です。卒業生でなくとも利用できます。
こちらは教会から歩ける距離で、建物の時代も似ていて、クラシカルな雰囲気で統一できるかなと候補に選びました。
1月に行われていたブライダルフェアに伺いました。模擬挙式からコースの試食付きで、テーブルクロスや招待状、アルバムのサンプルも見せていただけました。ちなみに食事に関しては、フェアで食べたものももちろん美味しかったですが、当日食べたもののほうがさらに美味しかったです。
場所も教会から15分くらい歩けば着く距離で、会場も奇跡的に教会の挙式と噛み合った時間で確保することができ、こうして披露宴会場が決定しました。
ウェディングドレス選び
1月ごろに無事会場が決まり、2月ごろからドレス選びに入りました。会場の提携のドレスショップと、インスタで調べて気になっていたドレスショップを候補に入れて試着予約を入れ始めました。学士会館は持ち込み料を払えば提携外のドレスもOKな会場です。学士会館で挙式をされた他の方のレポートを見る限り、メイクさんも外部に頼めばこの持ち込み料というのはかからないようですね。
ドレスショップはまず2軒見に行きました。
トゥー・レ・ドゥー銀座
長袖ハイネックのドレスがあったので、まずここに伺いました。教会なので露出はなるべくしたくないのと、母の希望もあり袖ありドレスを探していたのですが、袖ありドレスというのがなかなか見つからない…。その中でトゥー・レ・ドゥーさんは長袖やロールカラー付きのクラシカルなドレスをメインで扱っていました。
シルク素材、オーガンジー素材、プリンセスライン、Aラインを一通り試してみて、どうやら自分はシルク素材のプリンセスラインが良さそうということがまず分かりました。身長が低いので、スカートがたっぷりしている方が意外とバランスが良く見えるのです。
タカミブライダル
こちらは学士会館の提携店ということで伺いました。提携のドレスだといくらか割引が効くため、できればこちらでウェディングドレスもカラードレスも探したいと考えていました。
トゥー・レ・ドゥーでの試着を踏まえ、事前にインスタで調べて試着したいドレスをいくつかピックアップして臨みました。ポイントは柄の少ないツルッとしたシルクの素材かつ、プリンセスラインのもの。
チェーロ
袖はないけれどたっぷりとしたシルク。パリッとした印象で良かったものの、トゥー・レ・ドゥーで見たものは超えない感じでした。次。
シエル
こちらは曲線が多くて柔らかい印象。とても可愛いのですが、自分が着ると今ひとつ太って見えたので、これも見送り…。試着までにある程度ダイエットはしないといけないですね。次。
エステート
上にブラウスを着れるので第一候補でしたが、ブラウスの感じがしっくり来ず…。
悩んでいたところ、エステートに似たドレスをコーディネーターさんが出してきてくれました。エステートのブラウスがVネックになって、ついてるレースも大きめになった、バーナデットというドレスでした。
バーナデット
Vネックになったことで一気にしっくりきたのと、教会でも問題なさそうな上品さで気に入りました。トレーンの長さもいい感じ。
希望のシルク素材でブラウスありのものが見つかったので、これにしようかとバーナデットが第一候補になりました。
カラードレス選び
お次はカラードレス。ウェディングドレスの試着から連続です。
カラードレスは特に事前に希望を出していなかったので、完全にコーディネーターさんのチョイスに従いました。
勧められたのは黄色系の子たち。あとから調べたところイエローミルトニアと、イエロークラレット、あとテラコッタアンブレットの3つをオススメされて試着しました。
イエローミルトニア
これすごい可愛かった!春婚だったらぜったいこれにしてました。ちょっと子供っぽいかな?と思いましたが背が低いのであまり違和感なく着れました。ドレスって本当に着てみないと分からないですね。
イエロークラレット
圧倒的美女と野獣感。かなりゴージャスな印象だったので学士会館の雰囲気に合いそうと思いつつ、結構強い印象になるので友達ウケはいいけど親族ウケはどうかな…?と心配に。でもかわいい。
テラコッタアンブレット
インスタでよく見てたやつ。着てみると色味が本当に可愛いのと、他のドレスより軽い?生地がわさわさしておらず、動きやすさを感じました。腕につけるくしゅくしゅももちろん可愛く、大人気なのも納得という感じ。このドレスは意外にも一緒に来ていた母親にもウケがよかったため、第一候補になりました。
ドレスはとにかく当日にレンタルが空いているか、試着の日に着れるドレスが店舗に揃っているかタイミングの問題なので、大人気のテラコッタアンブレットがあったのはラッキーでした。
タカミブライダルさんはとりあえずそこでドレスをレンタルする契約をすれば、そのあとにタカミさんのドレスの中で変更していくのは自由。囲い込むなぁ…と思いつつ、これは色んなドレスを見れば見るほど迷子になるやつだと思い、タカミさんのドレスに決めることにしました。
これにてドレスも、決まり、、かな?
長くなってしまったので、一旦ここで区切ります。
次回、ドレス選びの続きと披露宴の準備などのお話ができればと思います。
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