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2泊3日モンゴル現地ツアー参加

モンゴルでは、都会の喧騒から逃れ、草原を駆け抜け、馬に乗り、ラクダに乗り、砂漠を歩くために、2泊3日の現地ツアーに参加することにした。

たったの15分でウランバートル観光を切り上げ、ホステルに戻り、無事にツアーガイドと合流し、もう一人の参加者を迎えに行く。

もう一人の参加者は中国人の女の子で、北京大学の大学院生で、ウランバートルで、国連の機関でインターンしてるらしい。

ということで、モンゴル人のガイド、中国人の女の子、私たち日本人2人の四人で出発した。

中国の過酷な受験戦争や、大学生活、国内情勢、色々話を聞けて、私も日本のことを話した。

就職事情、労働基準法、大学生活、フェミニズム、受験戦争、政治、宗教…。

日本では漢文を勉強するよ~って言ったら、すごく驚かれた。

そして彼女と話してて、一番印象的だったのは、私が彼女に趣味は何かを聞いたときに、「実は最近新しい趣味を育ててるの。私は今まで本当に勉強しかしてこなくて、趣味を持つ時間がなかった。でもウランバートルに来て、初めて余暇を持てた。だから、ゲームを買った。」

北京大学入るためにはそんなに全子供時代を全力でかけないのいけないのか、と思った。

モンゴルでも出会ってしまった、改造された日本車。


一本道。度々、家畜が横切る。

ツアーの車はトヨタのプリウスだった。

お願いだから安全な旅をしたいと願って開けたドアだったが、案の定、シートベルトがない。
「ない」というのは、シートベルトが根本からカットされていて、シートベルトの差し込み口はカバーでおおわれていた。

前の座席にはどちらにも付いてたけど。

モンゴルもその運転方法か…!

ズドーンとまっすぐな一本道では、前の車が遅いとき、対向車線から向かってくる車がいなかったら、対向車線を追い越し車線が如くぐんぐん逆走して、追い越して、またもとの車線に戻る。

本当にアジアあるあるというか、カンボジア、フィリピンでも同じ経験をした。

本当に怖い。でも一応ルールはあるようで、追い越したいと思ったら、まず車を1/4対向車線側に出す。もし、対向する車があったら、対向車があるということを知らせるために、対向車がライトを光らす。

もし、ライトが光ったら今は行かずに、ライトが光らなかったら、誰もいないということなので、追い越す。

大きなオボー。
車で通りすぎるときは、クラクションを数回鳴らす。

モンゴルでは、オボーという石か積み上げられた塚みたいなものがあり、そこを時計回りに三週回ると安全な旅ができるという願掛けがあり、私たちも実践した。

シートベルトのない車でこれから何百キロも移動するツアーの安全を本気で願って。

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