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麻雀と生活費

麻雀、好きですか?私は今年から始めました。

麻雀については周りに教えてくれる人がいないし、男のゲームって感じでなかなか手が出せなかったのですが、ちょうど読んでた山田崇さんの著書『日本一おかしな公務員』で、【麻雀で身につけた合理的思考法】というお話があって、興味を持ちました。この思考法は、「考えても仕方のないことは捨ててしまう」ということです。

わたしは自分が思うとおりに筋道を立て切らないと行動に移せないタイプです。
大学受験の時も「第一志望落ちたら最悪ここに進学して、入学後は・・・・」ということまで考えなければウジウジ悩んで何もできずにいたくらいです。
英語塾に通おうとしたとき、どこの英語塾に行こうか1週間くらい悩んでいたら、おじいちゃんに「悩んでる時間がもったいないよ」と言わしめるレベルで、何をするにも悩んでしまって挙動が遅いんですよね。

こういう自分を変えたくて、あと以前から麻雀には興味があったので、麻雀を始めました。

麻雀のルールは牌を1枚引いたら手持ちの牌を1枚捨て、役ができたらアガるというシンプルなものですが、運と状況読みのバランスが絶妙なんです。

わたしが面白いと感じたものに、「フリテン」というものがあります。
自分がアガれる状況になったとき、アガり牌にが自分がその試合で捨てた牌が含まれている場合、ロンができなくなる(相手が捨てた牌でアガれなくなる)というものです。
フリテンになった場合は、自分で当たり牌を引かねばなりませんし、相手の捨てた牌を出し続ければ相手にロンされてアガられることはなくなる、という戦略性もあり、ただの運ゲーではないという点が面白い。

また、麻雀は「可能性を切り捨てる」ゲームです。

可能性って、いっぱいあっても身動きができなくなるんですよね。

コナリミサトさんの漫画『凪のお暇』で、主人公 凪が「若いって可能性が無限大で眩しいよ」とこぼし、隣に住んでいる小学生 うららちゃんにがそれに対して「私がなりたい何かになるためにはまずそれが何なのか選択しなくちゃいけないし、しかるべき努力の積み重ねが必要だと思う。若いからって可能性は無限大じゃないよ」と返すシーンがあります。(すごい悟りですね、この小学生。)
可能性を潰さないよう潰さないよう、といろいろなものを詰め込んでいって、結局何にもできてないなあと思ってしまう私にとって、衝撃的なシーンでした。

最初に配られた牌から、これからどういう役を作っていこうと考えるのですが、1枚「可能性」を引くたびに1枚「可能性」を捨てなければなりません。すべての「可能性」を抱えてアガることができない。勝つためには、勝てる可能性の高い選択をし続けなければならない。
考えるべき「可能性」、考えなくてもいい「可能性」を明確に分け、それを思考し判断することが、麻雀の醍醐味だと思います。


* * * * *

麻雀といえばギャンブルのイメージが強かったのですが、賭博麻雀は違法なんですよね。
でも、何かを賭けないと面白くないなーと思いませんか?

とはいえ、他人と賭けたら逮捕の恐れがあります。
と、するとどうするか。自分と賭けたらいいんです。

そういうことで、「生活費の予算を麻雀で決める!」ゲームを30日間限定で行ってみようと思います。

ルールとして、

①1日2回勝負して、高い点数のほうを採用
②レートは1000点=50円(テンゴ)
③貯金できるものとする
④家賃・水道光熱費は含まない。食費・日用品費・エンタメ費などの変動費のみとする

という感じで行こうかな。(無理めそうなら しれっと改訂します)

期間は5/16~6/14にします。
ちょうど、30日間ログインボーナスがもらえるよう課金していたので、日付的にはキリが悪いですが、便宜上そうします。

これまでの牌譜を確認。

【戦績】
 5/16 52900(4麻)
 5/17 53700(3麻)
 5/18 50000(3麻)
 5/19 63700(3麻)
 5/20 16600(3麻)
 5/21 49400(3麻)
 5/22 49900(3麻)

合計 17060円/週
あれ、意外と余裕・・・?


今日の試合結果ワンツーは以下の通りです。

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今日は1810円。(雀魂名義はきゃんめろです。)
予算合計 18870円ですね-!

家計簿によると、5/16~5/23の支出合計が15606円だったので、予算+3264円という結果でした。案外ちょろいのでは!

出費の内訳として、今回は日用品の買い出し(4000円)や漫画の購入(2000円)など、ちょっと大きめの額の支出があったので仕方ないですね。あとは食費と酒代ですね。酒・飲料代が高すぎる気がする。要見直しかな。

いい感じっぽいので、これで行こうと思います。
このnoteは麻雀賭博とは一切関係のない記事なので、よろしくお願いいたします。

それでは!

文章活動を通して、自分の「スキ」をカタチにしたいとおもっております。かしこ。