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保険金リングを買った

昨年の1月、流産手術にて給付された保険で指輪を購入し、note書くぞ!と意気込んだまま1年が経った。

その1年間で再度妊娠することができ、無事出産に至った。

しかも予定帝王切開だったので、また保険金が下りた。1年前には予想していなかったが、保険金リングが計3本になった。

2022/12/24 給付額50,000円

給付対象:子宮内容除去術
入院日数:日帰り

BIZOUX タンザナイトK10リング・ジュリ

この時に妊娠していた子の出産予定日は2023年8月4日だった。

最初は8月の誕生石にしようかと考えたが、冷静に考えると8月に産まれたわけではない。前期流産なので産んだという表現にはならないが、私の身体から彼(後の染色体検査の結果、男の子だとわかっている)が出てきたのは12月だし、この年の12月を一緒に過ごしたので12月の誕生石であるタンザナイトの指輪にした。

その後、不妊治療クリニックへの通院の時にはお守りのようにこの指輪を着けていった。お守りの効果なのか、染色体検査で異常がないところから不育症が判明し、次の妊娠は出産に至ることができた。

2023/11/30 給付額390,000円

給付対象:選択帝王切開術
入院日数:19日

agete &MEMORIA K10シトリンベビーリング

手前がベビーリング、奥がマザーリング

無事妊娠し安定期に入ったところまではコロナに感染したこと以外順調だった。しかし妊娠22週で前置胎盤疑いを指摘され、妊娠後期に入った頃にほぼ確定診断となった。前置胎盤の場合は早い段階での帝王切開となるため、また保険金が下りることになった。

さらに前置胎盤の場合は妊娠後期以降、警告出血という痛みを伴わない大量出血をするケースが多く、一般的に2回大量出血するとその時点で緊急帝王切開になるらしい(そのため前置胎盤の平均出産週数は34〜35週とも言われている)。私は35週まで出血がなかったため余裕ぶっこいて入院バッグすら用意していなかったが、35週2日で警告出血してしまい36週6日の予定帝王切開まで入院(入院後は24時間点滴の甲斐あり2回目の出血はまぬがれた)。産後も含めて19日入院したため多額の保険金を手に入れることになった。

ちなみに出産育児一時金はこれだけ長期間入院したにもかかわらず、保険が適用されるため13万円プラスとなった。ただ、これだけお金が入ってもハイリスク妊娠はもうしたくない。

前置きが長くなったが、出産でこれだけのお金が入ってくることがわかったのでプッシュギフトを保険金で買おうと思いついた。ちなみにプッシュギフトのプッシュとは「いきむ」という意味らしいが、帝王切開の私の場合は先生がお腹を押したプッシュである。

前回はBIZOUXで購入したが、今回はその時に同時に検討していたagete &MEMORIAで購入することにした。

ベビーリングのほうはオンラインストアに在庫があったため先に購入した。

せっかくなのでお宮参りの写真を撮影する際に着用したい。また、刻印も可能なため撮影後に刻印を依頼し、最終的には成人のタイミングで娘にネックレスとして譲れればいいなあと思っている。

余談だが、今回の出産予定日は2023年12月22日だった。正期産で出産すれば12月産まれなので同じタンザナイトで前の指輪にももう1つ意味が増えるな、と思っていた。しかし前置胎盤で早めの帝王切開が必要であったこと、主治医の先生のオペ日が木曜日であったことから36週6日の予定帝王切開=ギリギリ早産となりまさかの11月生まれ!正常な妊娠出産であれば保険も下りず、指輪も買わなかったかもしれないと思うとこの指輪との巡り合わせもひとつの人生の思い出である。

agete &MEMORIA K10シトリンピンキーリング

オンラインストアでマザーリングの5号が売り切れだったのでリクエストするも、一向に入荷の気配がない。こちらもお宮参りの写真撮影で着用したく在庫がある西宮阪急で購入した。

ベビーリングと一緒に撮影後に刻印して、私の宝物として普段使いしていきたい。

お守りと宝物

このnoteを書いていて、タンザナイトのリングはお守りで、シトリンのリングは宝物だと改めて気づいた。

どちらもお出かけの時には娘のお世話に支障のない範囲で積極的に着けていきたい。とっておきの時には婚約指輪も。

まあこれ書いてる今、哺乳瓶の洗いすぎで左の薬指手荒れしちゃって結婚指輪さえ外してるんですけどね〜!!!

あと、第二子があるとしたらまた帝王切開なんでまた保険金もらって指輪買います。笑