aurora arc

bump of chickenのアルバム「aurora ark」の一曲目。
歌詞がなくて、こういうのはインスト曲、というらしい。
初めてきいたときから良い曲だな、と思っていた。

浮かぶ情景がある。

夜。だいぶ寒いところ。
複数人で歩いている。
「さむいね」「みえるかな」
そんな会話がきこえるような。
バスドラムの音、高揚する鼓動のような。

みえるかもしれない。みえないかもしれない。
でもきっとこの人たちにとって良い思い出になるんだろうな。

2分の曲だけど、その人たちのそれまでのストーリーまでみえてくるようで、音楽ってすごいなと思う。

あまりちゃんと調べたことがなかったので検索してみると、どうやら実際にバンドのメンバーでオーロラをみにいったらしくて、それもそもそも子どものときにみんなでやったゲームが影響しているらしい。
なにその素敵なエピソード!

アルバムのタイトルには、ark(箱舟)

勘違いからこのタイトルになったみたいだけど、センスよすぎるのでは?


インスト曲で好きなのがもう一つ。

アルバム「RAY」の一曲目、「WILL」

これも調べてないので印象の話になるけど、
未来というか、これからの時間に対して何か期待しているような、わくわく感、どきどき感が伝わってくる。
その次の「虹を待つ人」まで聴くのがセットだ。
だれかと「同じ虹を待っている」

bumpの曲の歌詞が好きなのだけど、あえて歌詞のない曲の話。
最近よく聴いている。