私の今の状態は、2020年7月末で会社を辞めてから、時々短期の仕事をするセミリタイアの状態です。
　仕事を辞めた2年ほど前には、もちろん厚生年金から国民年金への切り替えの手続きをすぐやったのですが、同時に国民健康保険への加入のため、健康保険料を確認したところ、その当時、私の年収では軽く年間70万円を超える保険料を支払わなくてはならないと言うことが分かりましたので、素直に会社員時代に加入していた保険組合にて、任意継続の手続きをして2年ほど経過しました。
　今年の4月より、任意継続は丸2年を待つことなく、途中で資格喪失の届出をすることができるようになりましたので、住民税が計算し直される6月に手続きができるようにした結果、本日、無事、国民健康保険への新規加入手続きを申請してきたと言うことです。

　役所の方とお話をしてわかったのですが、保険証そのものは郵送してくれるわけではなく、再度取りに行かないといけないと言うことが判明しました。
　つまり、申請に１回、受け取りに１回と計２回も役所へ行かないといけないと言うことです。正直言って面倒だと言うこともあるのですが、それこそマイナンバーカードとマイナポータルで申請手続きができないのかと少し苛立ちました。

　すでに今年の5月から、国民年金保険への加入手続きについてはマイナポータルでの電子申請に対応していますので、てっきり国民年金保険もと期待しましたが、そのような手続きはできず、いまだに役所へ行かないといけないようです。
　おそらくそれは、健康保険組合から送付されてくる「被保険者資格喪失通知書」なるものの提出が求められるからでしょう。以前加入していた健康保険組合から本当に資格喪失をしたのかがわかる書類が必要だからだと思うのですが、実はこれについてもマイナポータルで資格喪失したことは即座に確認できたので、連携さえすれば問題ないはずです。

　以下の画像が私のマイナポータルで6月1日時点での情報を取得した結果です。赤字で書かれているのでわかるかと思いますが、この資格は5月31日までが有効期限であることがわかり、6月からは使用できないことも理解できる内容となっています。
　実は、私はこれほどリアルタイムに更新されるとは思っておらず、１週間ほど後にやっと更新される程度だろうと思っていたのです。ここまでリアルタイムに更新されているとはと驚きました。

　この情報を国民健康保険の新規加入申込時に連携さえすれば、マイナンバーカードのみでよりスムーズな手続きができるかと考えられます。できれば、来年には役所へ出向くのは受け取り時１回だけにしてもらいたいものです。