私は今現在、MacBook Pro 2016 15インチモデルを使っています。Touch Barが初めて搭載されたモデルです。使い始めてから、すでに6年経過しており、Chromeブラウザで多くのタブを表示しっぱなしにしていると、アプリケーションを切り替えた時など、レインボーカーソルが2、3秒ほど回り続け操作できないという状態になります。そろそろ切り替えどきかな、と考えていた時、早速本日アップルから新モデルの発表がありました。

　M2という新しいApple Sillicon搭載のMacBook AirとMacBook Proです。MacBook Airはデザインが新しくなり、MacBook Proはデザインは旧モデルと同じでCPUがM2になったというものです。

　MacBook Airの新しいデザインが気になるところではありますが、私が特に気になったのは、MacBook ProにTouch Barが残ったことです。正直なところ「よかったー」と言うのが私の感想です。
　新しいモデルが出るたび、Touch Barが廃止されたモデルばかりでしたので、もう新しいモデルではTouch Barが残らないかと思っていたのですが、無事残りました。その代わり、デザインを一新できないため、旧モデルと同じデザインのままになってしまっています。これは仕方ないところです。
　SNSなどではTouch Barありが判明すると、「いらねー」という反対派の方の声が多くあり、あまりTouch Barは歓迎されていないようです。

　私のMacBook ProのTouch Barはこんな感じでカスタマイズしています。

　左側に現在起動しているアプリ一覧。右側に時刻情報や音量、スナップショット取得用のアイコンなどを表示しています。
　最初の頃は、対応アプリもほとんどなく使い物にならなかったTouch Barなので、Touch Barモデルを購入して失敗した、と思っていましたが、ここ最近はカスタマイズできるアプリも出てきており、1年ほどは現在のカスタマイズした内容を気に入って使い続けています。

　カスタマイズのために使用しているアプリは、以下のBetterTouchToolです。Macでは定番アプリとなっているため、ご存じの方も多いでしょう。

　ホームページから直接購入すると$21とそれなりの価格ですが、App StoreでBetterSnapToolを370円で購入後、先ほどのホームページからダウンロードしたBetterTouchToolでBetterSnapToolの存在確認が取れれば（メニューから購入時にフリーライセンスを取得できる画面に進めます）、スタンダードライセンスを無料で取得できます。スタンダードライセンスは、取得後2年間のみバージョン更新ができますが、それ以降は最後に更新したバージョンを永久に使い続けることができるというものです。
　まずは、BetterTouchToolは45日間、制限なしで試すことができるため、試した後、スタンダードライセンスを裏技を使用して取得するか、$21支払ってライフタイムライセンスを取得するかを決定していいかと思います。

　新しく発表されたMacBook ProとMacBook Airは来月発売予定ですが、それまでの間、おそらくTouch Barがついた最後のモデルであるMacBook Proか、全く新しいデザインになったTouch BarなしのMacBook Airのどちらを購入するかを悩みたいと思います。