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道志みちからの山中湖、敗北からの再挑戦

体重が軽くなったり毎月1000km近く乗ったりしてると、定期的に「そろそろ脱初心者してヒルクライムとか出来るようになったのでは??」という気持ちが湧き上がる。
で、オリンピックからこっち毎週末が何故か雨で全然乗れてなかったのだが、8月の晴れた平日のある日、気分も晴らそうと仕事をサボって道志みちからの山伏峠に挑んだ。結果は撃沈。道志みちは初心者向けってインターネットに書いてあったけど全然キツイやんけ。。自転車乗りの「脱初心者」判定は競技者としての判定が混ざっていて、結果的に「初心者」の範囲が広いように思う。。

どれぐらい撃沈したかと言うと、最後の補給場所であるところの道の駅どうしに着く直前に脚が売り切れて大腿四頭筋が軽く痙攣。少し歩く。道の駅どうしで1時間ほど休んだものの、道の駅どうしからの最後9kmのヒルクライムは6kmほど進んだところでギブアップ。後は山伏峠までの3kmを押して歩き続けるという哀しい状況。
「初心者向け」という記述を真に受けて少し油断したのもあるが、あまりの撃沈ぶりにだいぶ哀しくなった。
唯一良かったのは、最近ビンディングシューズをSPD-SLからSPDに変えたので3kmの押し歩きはしやすかった。。

ここで反省。反省しかない。

・春頃から毎月1000km近く乗ってたが、これを続けても走力が伸びる気がしない
・毎週末のように大垂水峠を登っていたが、大垂水峠ではヒルクライムの力が伸びる気がしない
・ダイエットで体内のグリコーゲンが枯渇してる状態でヒルクライムしてはダメ
・真夏に汗だくで水だけ飲んではダメ
・自販機には困らないというレポートがあったのにボトルを2本持っていったのは結果的に重量が増えただけ
・補給食で普通のおにぎりやらパンやらの固形物は消化が追い付かないからダメ
・日焼け止めを塗るのを面倒がってレーパンの下にタイツを履いてはダメ(擦れた
・調子に乗ってダンシングしない
・調子に乗って尾根幹をアウターギアで走らない

根本的に体力が足りてないのと、体力が足りてないのに準備も足りてなかったように思う。

じゃあ、ということで改善策はシンプル。

Tarzanのフルスクワット推しに感化されて筋トレに自重のフルスクワットを導入、3日に1回ぐらいのペースで15~20回×3を実施。
ペダリングのコツの記事や動画を漁り、なんとなーく0時-1時のあたりだけ力を入れるような意識で日々乗るようにした。

後は当日の改善で、
・2日前からグリコーゲンを多めに摂る
・水分補給はポカリ(だいたい15km毎に1本)
・糖分補給はセブンの羊羹(同2個)
・登板時はお尻で踏むペダリングを意識しつつ、極力ダンシングしない

ということで再挑戦してみた。
結果、歩かずに山伏トンネルに到達!

道の駅どうしの手前あたりから太ももがややピクピクし始めた気がしてちょっとビビったが、なんとか最後までもった。後は山中湖まで下り、富士吉田経由で大月に抜けて大月から輪行。特急は使わずに1000円少々。

「脱初心者」的な峠をゴールできたのは初めてなので視野が広がりだいぶ嬉しい。この調子で過去に死亡した大涌谷や都民の森に再挑戦したい。後は箱根大観山、ヤビツ峠、碓氷峠あたりか(調子に乗ってる)。

以下、初回の写真と再挑戦時の写真。

まずは初回

以下、2回目。曇っていたので道中の写真はなし。

ゴーーーーーーール

イマイチ山中湖(富士山)の写真スポットを分かってないおじさん

軽量化(というかコンパクト化)の一環で、輪行袋をモンベルの輪行袋に変更

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