見出し画像

箱根の山を自転車で超えた話

【箱根山登頂経由目指せ富士山自転車計画】

おっす(Z戦士)。我々「アウトドア初心者だけどヤル気はある会」は大学1年生の夏に自転車で富士山を目指そうという企画を立てました。まぁそんな会はないんですけど、高校の頃の仲間と3人で行ったんですよねぇ~。

まさかくっそキツイ旅になるとは思ってもいませんでしたよ、行く前はw

メンバー紹介

・わいわいチキン:俺。彼女ができないことを淫夢のせいにしており現実逃避を続けている。趣味はキャンプと筋トレ。日々の寂しさを筋トレをすることで癒している。カバディープレイヤーでもあり常に日本代表選手のお声掛けを待っているが一向に来ない。好きな言葉は「根性」。ただの脳筋である。この度唯一のクロスバイク所持者!?w

・陸上選手:運動神経抜群。とにかくクレイジーなやつ。大学2年の春には私と博多まで自転車に行った、まさに相棒。ちなみに企画は彼がしてくれました。箱根(今回の話)の時はスポーツバイクを持っていなくママチャリで挑んだ

・政治家:政治に詳しく頭の良い冷静なやつ。メンバーの中では頭脳的存在かな。彼もママチャリしかもってなく痛い目を見た一人。帰り道すっころんでかわいそうだった。

計画内容

東京から出発し箱根湯本へ向かってそのまま箱根の山を越え、最後に富士山へ向かうというモノでした。予定では1週間かかる旅でしたが私たちは最強なので5日で帰りました。いや、すごくないかwガチな方ならもっと早く帰れることでしょう。

じゃけん旅を始めましょうね

天気は曇り。自転車旅って最初はめちゃくちゃ気持ちがええ。ワクワクすっゾ。道の途中にあった川でビチャビチャ水遊びしてるスワンの写真を撮ってみたり。

画像1

最初はいいんですよね。東京から箱根までは結構平坦でスイスイ漕げました。初日は途中友達の家に泊まったので箱根の山のふもとには2日目の昼過ぎに到着しました。見上げるとわかります、なんて大きな山でしょうか。

ウッソだろお前w!!こんなに大きな山を自転車で越えるなんてやめたくなりますよぉ。

語録は置いておいて、つべこべいわずこいホイ。早速登ろうとすると政治家が「ちょっと待った!!パンクした!!」、私「ふぁっ!?」。誰一人としてパンクを治せない(無能)ので仕方なく近くの自転車へ。ふざけんな(声だけ迫真)!!ってなったのを覚えています。

すっげぇきつかったゾ

無事パンク修理を完了し、いざ箱根越えへ。この時点で15:00を回ってました。(死亡フラグ)天気も微妙で雨もパラパラ降っていました。

私がクロスバイクに対して2人はママチャリでしたので、上り坂ではかなり差が出てしまいました。登ってて思います、なんだこれ!?間違いなく自転車が通る道ではありませんw狭いし急だし、シュバルゴ(突然の語録)!!陸上選手とチキン(オラ)はなんとか進めたのですが、あれ?政治家の姿がない!!かなり後ろで自転車を押して登っている姿が見えました。しかしやっぱりクロスバイクとママチャリではいくら身体能力が高い陸上選手でもキツそうでした。仕方なく私が先にいってキャンプ場にチェックインすることに。

実はこれが地獄の始まりでした。

第一章:地獄だけど、地獄(A=A)

最初は陸上選手が政治家のペースに合わせて一緒に進んでたのですが、なんとあまりの遅さに陸上選手が政治家を見捨てて逃亡w

そんなこともしらないオイラはどんどんマップが案内するルートに沿って進みました。

画像3

この箱根登山の大きな命運を分けたのがこの「おかのした」あ、違う

「宮ノ下駅」

この宮ノ下駅から進んだところに2つの分岐する道があるのがわかりますか?写真で示したようにルートがついてる道が私が通ろうとした道。強羅駅を通って直進して芦ノ湖キャンプ場を目指しました。実はこの道が地獄だったのです!!

案の定夜になってしまい急坂な道を暗闇の中進まなくてはいけなくなりました。後ろからは「イニシャルD」してるんじゃないかってくらい飛ばす車が私を追い越し轢かれたら死ぬという恐怖の中、道を進みました。「悪魔の4km」。これは進んでも一向に4kmから変わらないこと、で本当に泣きそうになりましたwしかも一人ですからね・・・

なので途中であきらめて宮ノ下駅のほうまで下りました。バスで行こうとか駅の近くに交番があったので救いを求めようとしましたw

画像2

この写真のルートが本来通るべき道です。他の2人は確かこの道を進んで私よりも早くキャンプ場に到着することができましたwあれれクロスバイクなにしてんのw!2人に別々で電話してみると驚いたことに陸上選手の声がガチで死にそうでした。さすがの彼でもクタバったか・・・

3人とも別々でキャンプ場に到着しましたが、実は一番遅かったはずの政治家が先に到着してましたw

2人が進んだルートを聞いて私もその道に向かい、先ほどの分かれ道を左に曲がったところをそのまま直進しました。以外にも緩やかな上り坂で、さっきの道はなんなん!?頑張ってドンドン進むと気付けば下り坂に差し掛かりました。そこからは天下無双。シューー、、、っと行くと道なりにキャンプ場の看板が泣

やっとの思いでみんな合流しました。たしか到着したのが21:00くらいかな。マジで辛かったです。チェックイン時間を誰一人守れなかった迷惑客3人組は幸運なことに風呂場のロビーで寝させていただくことにwもちろんお風呂を独占しました。パラダイスでした(クズ)。

※入湯料と宿泊料はしっかり払いました!!

馬鹿野郎!俺は帰るぞお前!

疲れきった我々は翌日のミーティングで富士山をあきらめることに。当り前だよなぁ~?太ももは筋肉痛だし天気も悪かったので服が乾かず尽きそうだし。。てなわけでキャンプ場でもう一泊しました。

お散歩したり歩いて買い出しにいったりとキャンプ生活を楽しみました。途中歩きながらみんなで叫んでストレスを発散させました(迷惑)。

画像4

出、出発しますよ

帰ります。大雨です。悪天候のなか箱根の急坂を下っていきます。まじで怖いです。しかも陸上選手めっちゃ飛ばすし・・wビショビショになりながらも無事下山、寒いので銭湯に向かうことに。あったけぇ~♨ガチで癒されました。

その日は途中でまた仲間の家で泊まり次の日私は家に帰りました。途中政治家がすっころんで流血しましたがなんとか私は無事に帰れまし、いや違うはクロスバイクがパンクしたんだったw

わかりにくいと思うので簡単にまとめると1日目友達の家、2日目キャンプ場、3日目キャンプ場、4日目友達の家、5日目帰宅でした。

家に帰ると家族に「臭い!!」と拒絶されました。そりゃそうですよ、夏だし雨で生乾きだし、まじで地獄臭を放ってました。

まとめ

本来は富士山にいくつもりでしたが私含め3人とも経験と知識が足りず失敗してしまいました。しかしこの旅は私に反省点を与えたと共に次こそは成功させるというきっかけになったので良い思い出になりました。

そもそも15:00頃に山に入ること自体が危険です!!猛省しています。

あと私が格好つけて先に進んだ結果、3人共はぐれてさらになぜか私が一番最後に到着するという事件が起きたのでちゃんと先頭がペースを造ることの大切さを学べました。みなさんもぜひ箱根の山を自転車で超えてみてはいかがですか?笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?