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学生に伝えたい事〜学生×地方創生に取り組む坪田さんを取材〜

 今回は、フリーランスで地方創生に関する活動をされている、坪田 卓巳さん
に取材しました!🙌


●坪田さんのプロフィール

・神戸在住

・前職は、資格系専門学校、人材開発・採用支援会社

・最初の会社では会計職として入社されたが、他職種の人と仕事をするにつれ企画や営業に興味を持ち、自らも挑戦。

・転職の末、起業。現在は地方創生プロジェクトで、フリーランスとして活動中。

●多彩なキャリア


 家業である仏像の修繕に携わったり、会計関係のお仕事をされたり、また人材系の会社で営業職として働かれたり、自ら起業されたこともあったりと、本当に多彩な経歴をお持ちである。

 常にアンテナを張り、興味のあることに挑戦したり、その活動的な魅力に惹かれた周りの人の紹介で、”流れるように”キャリアを積まれてきたのがとても印象的だった。

●高卒生の高い離職率に歯止めを


 人材派遣会社で働かれていた際、高卒生の離職率が 40% と高いことが問題となっていた。

↓詳しくは厚生労働省のデータで!(引用先リンク貼っておきます!)

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 やる気があっても、基本的なマナーや社会人としてどのように頑張れば良いのかが分からず、空回りしてしまうことが主な理由だと考えられた。

 そこで、その原因をもとに、新たな切り口で施策を講じたことで、問題の解決につながった。

●”地域活動支援コーディネーター”として学生と地域を繋ぐ


 前職の経験や、もともと神戸のちんどん屋サークルのOBだったことから、学生と地域を繋ぐ活動に興味を持たれた。

↓神戸ちんどん屋サークル公式ホームページです!


 そういった活動ができないかと模索していたところ、灘区でフリーランスの募集があり参加。

 学生が地域でしている活動をHPで発信したり、広報活動をされていた。

 そして、行政の地域計画にも興味を持たれ、NPO法人のコンサルティングもされている。

●今後はより活動を拡大  

 現在は、全国の地方創生をシミュレーションするカードゲームを企業の人事研修や、市役所での研修、学生や市民に向けたワークショップで紹介する「SDGs de 地域創生カードゲーム」のファシリテーターとしても活動をされている。

↓SDGs de 地方創生カードゲームの紹介です!

 今でこそ「持続可能な」という言葉が浸透してきているが、坪田さんは早い段階から関心をもたれ、ビジネスモデルに落とし込もうとされているそうだ。

 他にも、高松などの政令指定都市では無い地域で、人口が少ないからこそできる取り組みなども構想されているそう。

 また、これまで様々な活動をされてきた坪田さんだが、これからは一つだけではなく、いくつもの企業を巻き込んで活動を拡大していきたいと意気込まれていた。

●学生に向けて


 下宿生も、地元に残っている学生も、実家だけでは無い「帰って来れる場所」をつくるべきだと話されていたのが印象的だった。

 社会人になると、今までのように頻繁に友人に会うことも無くなるため、人間関係が希薄になり、心身の健康を崩してしまうケースが多い。

 そのため、学生時代は地域との繋がりを作る良い機会として、将来行き詰まることがあっても自分が自分に戻ることができる第二の故郷をつくることが大切だとされていた。

 良く行くお店の店員さんだったり、自分が参加している学生団体の運営の方達だったり、人それぞれ地域で暮らす上で必ず関わっている人がいると思う。

 学生には受け身ではなく積極的に関係作りをしていってほしい。

●取材後記 

                  
 坪田さんのお話を聞いて、常に何かに興味を持ち続け、それを行動まで落とし込んで必ず形にされている行動力と、新しい活動について話されている時の生き生きとされている姿がこちらにまでワクワク感が伝わってきて、それがとても印象的だった。

 私自身、現在就活真っ只中で、ゴールを就職に設定して、現在の行動を逆算してしまいがちだったが、もっと色々な情報にアンテナを張ってチャンスを常に受け取ることができる状況にしていたいと感じた。

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