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今日から変われる!“ご縁”、“アクセルとブレーキの選択”、“経験の賞味期限”😌

【プロフィール】

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唐津周平さん

・1985年 明石市生まれ

・甲南大学卒業後、法人向け採用・研修のコンサルティング業務従事

ベトナム・ダナン市にて産業人材育成・日越の国際交流に携わる

・官公庁が行う国際協力理解・海外留学促進プロジェクト等を参画

・神戸大学経済学部研究学科の社会人大学院生となる

・現在:神戸ソーシャルキャンパス コーディネーター

😌: 以上がざっくりとした経歴だそうです!

本当にたくさんのキャリアを積まれて来たんですね!

驚愕ですね!!(・Д・)

 ここからは、それぞれ具体的に何があったのか詳しくお伺いしていきましょう♪

【大学〜就職】

 元々、”教育”、”学校の先生”、”進路”というキーワードに興味があり、大学の時には、「キャリア教育」に関心を持たれていた。

 卒業後は、学生や企業に対して長期インターンシップやスタートアップの会社での実務業務のマッチングをする会社(現在は倒産している)に就職された。

 リーマンショックの時期で、経営が傾きはじめる、、、

 →転職を考え始めたそう。

😌:リーマンショックという大不況もご経験なさっているのですね!!

 この後、どのようなキャリアを歩まれたのでしょうか!次の項目で詳しくみてみましょう!

【1年後にはベトナムの地で】

 以前から参加していた異業種交流会で出会った方から、アドバイスをもらい、

リーマンショックという100年に一度の大不況の中、社会人経験一年の唐津くんが転職先を頑張って探すより、今後の日本は海外との取引が増えるから、インドやベトナムに行って修行がてらに友達や経験を増やす方が良いよ」

という言葉が心に響く。

 その人からの紹介で、ベトナムに行くことになったそう。

。。。という流れで、気づけば、ベトナムの別の会社でベトナム法人をつくり、人材育成を担われた。(3〜4年働く)

 ベトナムでの経験は、

すごく楽しかった」、「一方で、経済の差を感じた」、「ベトナムの人がどんどん来日してくる時期だったので、今までは無かった国際的な分野への興味が湧いた」

と仰っていました。

😌:人のご縁って大切だと思いました。

 日頃から、ご自身が大切にされている「キャリア教育」の観点から、異業種交流会などにアンテナを張って参加されていたことも素晴らしいと思いました!

 ベトナムでのご経験が今後のご自身のキャリア形成に大きく関わっていったのですね。。。

 取材の中で、とても勉強になるお言葉を教えていただいたので、共有させていただきます!👇🏻

”経験が輝く賞味期限”とは

 日本に帰国する前に会ったベトナムの社長の方から、

「とにかくいろんな人に猛スピードで会っていけ。つまりは、人は簡単に相手を忘れる。自分がベトナムで輝いた経験は賞味期限があり、出し惜しみするな。自分の価値は相対的なもので、君が素晴らしいのではなく、日本という下駄を履いてるからこその成績だというのを見誤るな」

と厳しいお言葉を頂く。

 英語もベトナム語も流暢といわけでないが、ベトナムで仕事に恵まれたのは、日本というバックグラウンドがあってこそ。


 褒め称えてくる人より、厳しい言葉をくれる人の存在の大切さを感じたそう。


😌:本当にそうですよね!厳しい言葉は刺さるし、私もいつも、厳しさに刺激を与えられて、次のステップへと突き動かされています。

 裏を返せば、それは厳しさの中の優しさなんですよね!(^-^)


【そしてフリーランスになる】

 その後、27歳〜30歳頃はフリーになる。

日本に住む外国人に何か支援になることをしたい。

 フリーランスになる理由は以下2つ!!

理由1、目的に対して情報収集し、模索する時間を作りたい。

理由2、日本→海外より、海外→日本の仕事をしたいが、当時ニーズがなかった

 特定の会社に就職せずにフリー(自由)に仕事してたら、そういった事を考える良い機会にもなりそうだと考えられた。

ということで、、、

 大学の国際交流機構や、財団法人で研修企画、フォローの仕事を主にしていた。このお仕事も大学時代の恩師からのだった。

 その他は、海外インターンシップの支援をしたり、JICAのお仕事をもらってきてベトナムでの農村フィールドワークのサポート、学校のスタディーツアーのお手伝いなどを行っていた。

😌:フリーランスの道を選ばれて、その間に、キャリアの休息『模索の時間』を作られていたのですね。

 働き出したらアクセルで前にばかり進んでいって、自分の能力以上が求められる場面も多くあり、その中でも「自分のキャリアを立ち返る時間、自己成長を考える時間を作る」ブレーキの選択をするのは、たしかに有益なキャリアの描き方かもしれませんね。

【社会人から学生に】

 関西に戻りたい想いがあった。

 理由は2つ。

理由1:”今まで背伸びをしたキャリアを歩んできたというモヤモヤした気持ちから離れて、学び直しの時間をつくりたい”

理由2:”ベトナム人のお偉いさんたちから呼ばれて、日本の情報を求められる荷の重さ、日本への無知さ”

→「日本の食事やエンタメ等様々なコンテンツ日本の文化についてより深く知る必要がある」、「自国日本のことをよりよく知ることがこれからの自分のキャリアにつながる」と感じたそう。

 キャリアにおいて感じた知りたいこと・極めたいことの探究のために神戸大学大学院に進学を決められた。

😌:意外と日本にいるからこそ、知らない側面ってありますよね〜

 海外に行く事で、違う価値観、経済、問題に触れて、気づくものですよね、分かります、、、(作者も留学からその経験あり)

 何か自分は至らない、背伸びしすぎと感じて社会にいる人たちへ、唐津さんのように、学生に戻るという選択肢もあるということをお伝えしたいですね!🌷

【現在、そして今後の活動について】

 現在は神戸ソーシャルブリッジにおいて 神戸において地域の課題解決に取り組んでいる自治体やNPOに、社会人が持っている知識(広告・PRやマーケティングなど)を提供する、NPOと社会人のマッチングを行っています。

↓詳しくはこちら(^^)

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 今後も、ベトナムでの経験を活かして、在留外国人など海外から日本という方向での支援をしていきたいそう。

 例えば、神戸・長田区、兵庫区には在留ベトナム人が多く、異文化によっておこる生活環境の問題もあるようだ。

 それらを地域に根付いた自治組織の力で解決するために、その支援を学生などと協働でこれからもやっていきたいとおっしゃった。

 また、いつかはベトナムでも働きたい!と語られた。

😌:今後の目標もあり、唐津さんご自身のキャリアはまだまだ成長していきそうですね!!

今後のご活躍にも期待できそうですね✳︎

【😌取材後記】

 いかがでしたでしょうか!
 唐津さんのお話を聞いていて感じたことは、「人とのつながり」「ご縁」の大切さです。

 これまでのキャリアの転機は、必ず仲間からの仕事の紹介や知人からの依頼がきっかけとなっています。

 例えば、ベトナムに行かれた際には、知人から「唐津は絶対にインドかベトナムで経験を積んだ方が良い」というアドバイスを受け、ある会社のベトナム法人を作ろうとしている社長にいきなりつなげてもらったそう。

 ベトナムにおいて、語学の壁がありつつもうまくやっていけたのも、仕事を紹介してもらえたり人生のアドバイスをもらえたりしたのも、人とのつながり・信頼関係があったからだとおっしゃっていました。

 ご縁あっての今までのキャリアだと感じました。
 唐津さんは、新卒入社の1年後にいきなり海外で働くことになったり、フリーで活動されたり、大学院に進学したり、様々な興味深い経験をされていますが、
 何事も面白い経験になれば良いかという楽天的な考え方を大切にされています。

 自分の今までの経験はなんでもこれからに生かしていけるだろう、という「経験と実践第一」、そしてやまぬ「探究心」を人生のテーマにされています。唐津さんの柔らかく気さくな人柄により人とのつながり・ご縁が生まれ、そのテーマを支えているのではないかと感じました。

私たちの活動についてこちら

https://www.instagram.com/can.a.yell/

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