一週一話〜原理原則〜no.8

「常に『原理原則』に基づいて判断し、行動しなければなりません。常日頃より、原理原則に基づいた判断をしていれば、どんな局面でも迷うことはありません。」

KDDI、京セラの創設者稲盛和夫さん
の原理原則の名言です

他にも、数多くの偉大な方たちが大切にする
原理原則 について、改めてその重要さを理解するために
今週の一週一話はこのテーマにしました

広辞苑の定義だと、、、
”原理”
ものの拠って立つ根本法則。認識、または行為の根本法則。
他のものがそれに依存する本源的なもの。世界の根源、ある領域の事物の根本要素。

”原則”
他の諸命題が導き出される根本命題。
人間の活動の根本的な規則。基本的なきまり。原理とほぼ同義に用いられるが、原理はむしろ存在の根拠を意味する。

要するに、原理原則とは
根本となる仕組み、基本的な規則や法則の事
だと理解したときに
公私に渡って、全ての物事には原理原則があって
それを正しく理解し、判断し、行動し続ければ
よっぽどの外的要因でなければ、結果は揺らがない
生きる上での唯一不変、最強法則だと思う

でも、何故それを理解しても、中々上手くいかないことが
多いのかというと、そもそも行動(努力)しないか
物事の本質を見抜く力が欠けている場合が多いからだと思う

何度も何度も、登場させてしまいますが
僕の人生の恩師、英樹さんによく言われていたのが
物事の本質を見抜く力を養わないといけない
だった

情報や知識、事象に対して「目に見えるもの」で人は大抵判断し
それをベースに思考・行動に移すけど
本質を見抜く力がある人は、「目に見えないもの」を洞察力で
明確に理解できることができて
結果、根本となる原理原則を掴める

僕も、今もなお、訓練し、鍛えているスキルやけど
そもそもその考えが頭になかった数年前は、本当に
生産力が乏しかったなと痛感する

僕が従事する飲食店の原理原則で例えると
持続的に、安定したお店にするためには
売上も大切だが、経費を最小限に抑え、損益分岐点を
できるだけ下げるのが鉄則

売上500万円のお店でも
固定費となる、家賃、人件費(正社員)、減価償却費、リースetc…
変動費となる、原価、水光熱費、人件費(PA)etc…
を合わせて500万円の経費だと利益が0
結果、継続できずに撤退となるが
売上300万円でも、経費を抑えた仕組みを続けて
利益が100万円残る方が継続したお店へとなっていく

売上を上げる方法を理解し、常に結果を残せるマーケターでも
100%の勝率は中々叩き出せない
一方で、経費を圧迫し、損益分岐点を下げることは
誰にでもできることで、失敗確率を下げられる武器となる
売上に固執するのではなく、利益にフルコミットする
これは商売の鉄則

コロナショックのときが一番良い例で
都心部の大箱を構えるお店は固定費が高すぎて
助成金をもらっても、毎月キャッシュが減っていき
結果、倒産することが多かったが
小箱で、固定費が少ないお店は、むしろキャッシュリッチに
なっていく状態だった

人の悩みの大半である人間関係だって
原理原則に従えば、基本的に良好でいられる
例えば、全く価値観や考え方が異なる相手でも
自分の価値観と相手の価値観が同じとは限らないという大前提を理解
して「人の立場に身を置く」ことを実行できれば
意見が合わないことが続いても、怒ったり、
イライラすることを軽減し、建設的な会話、意見交換ができる


万物には原理原則が必ずあることを理解するだけで
どれだけ心が楽になるか、、、
自分が旗を振り始めて、事業を営むようになってから
より感じる

リーダーこそ、答えのない問い、問題に対して
自分の答えを導き出して、チームを前に進める責務があって、

でもどんなことでも、本質は存在し、それを見抜き
原理原則を理解し、それに従い行動すれば、必ず良くなる
航路へと進めることができる

表面的なものに左右されず、核となる部分をつけるかどうか。
モチベーション、テンション、といった人間の感情だけで
誤った意思決定をしない人間になる。
それには、強靭なメンタルも大切だと思うけど
本質を見抜き、原理原則に従う力がそれ以上に必要となる。

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