【論理的思考の重要性】筋道を立てて考えられていますか?

頭のいい人というのはどのようなイメージでしょうか?
学校のテストで常に高得点を叩き出す人でしょうか?それとも難しい数式を簡単に解いてしまう人でしょうか?

学生時代の私のイメージでは、頭の良さ=勉強ができることと思っていました。
しかし、社会人になりそのイメージは変化していきました。学校教育で教わったことを理解していることはもちろんのことですが、それに加えて考える力がなければ頭がいいとはいえません。
私自身は決して頭が良いわけではないため、考える力を養うために、論理的思考を身につけたいと思いました。
そこで今回は、論理的思考を身につけるためには何が必要なのかを記事にまとめます。

論理的思考とは?

論理的思考とは、感覚的に物事を考えたり決断するのではなく、結論に対して根拠を示し、説明することができる能力のことです。
論理的思考ができるということは、何かの事象に対する最適解を導くことができるということです。

なぜ論理的思考が必要なのか

私の仕事では、さまざまな製品の関連書類を整理する作業があります。全ての製品を書類整理するのは効率が悪いため、類似製品の共通する書類については、整理を省略します。
ここで重要になるのが論理的思考です。膨大な数の製品の中から、共通する部分はどこなのか、どの製品同士をカテゴライズすれば最も共通項が多くなるかを考えなくてはいけません。
そのためには、「コレとコレは似ている」という感覚的なものではなく、「書類の一部に記述された内容が他の製品と一致している」というように根拠を示す必要があります。
そして、一致している製品を全て洗い出して、共通する項目が最も多くなる組み合わせを決定し、作業の工数を減らさなくてはなりません。
論理的思考ができるということは、常に最適解を求める考えができるということですから、業務に潜む無駄を発見して、改善することができるようになります。

論理的思考を鍛えるために

論理的思考を鍛えるための方法を調べました。現在私は実行中のものをご紹介します。

抽象的なものを具体的に説明する

抽象的なものをできるだけ具体的に説明するようにすることで、物事の性質に着目できるようになります。
例えば、「あそこの男性を見て」というよりもあ、「あそこの電柱の隣に立っている、スーツを着て大きなボストンバックを持った40代くらいの男性を見て」という方が、その男性の性質をより具体的に説明したことになります。
物事を細分化して性質を見極めることで、さまざまな視点から分析することができるようになります。

物事を疑って見る視点を持つこと

物事を疑って見ることで、見落としていた性質に気づくことができるようになります。
思い込みや決めつけで、決定してしまうことで、重要なポイントを見落としてしまわないためにも、常に疑いの目で物事を観察することが大事です。
特に、固定観念で固まってしまった物事ほど、違う視点で見ることで、もっとシンプルに捉えることができ、作業工数の削減につながることがあります。

結論

今回は論理的思考の重要性について記事を書きました。
効率よく仕事を進めるには、必要な考え方なのでぜひ身につけておきたいです。この歳までこのことを知はなかったことが悔やまれますが、今からでも論理的思考を身につけて様々なところで工数の削減や時短ができるようにしていきたいです。

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