落ち込んでいる。
原因ははっきりとわかっている。
出来事を文字にしてしまえばすっきりするし、noteのネタにもなるし一石二鳥。
しかし、わたしは書くことを躊躇っている。

友達の友達の話なんだけどね、とあたかも聞いたことのようにしてここに書くのは誠実でないから、したくない。

書いていいのかな？言っていいのかな？と思ったことは、言葉にしない方が良い。
本能的に「良くない」と判断しているからだ。

具体的な内容は避けるが、人に期待してしまった。
勝手に期待して、思う反応が返ってこなかったから悲しんでいる。
落ち込んでいる。

3行でまとまった。

この人にこういう話をして、こう返ってきて、わたしはこういう言葉が欲しかった、と被害者意識で書けばすっきりするかと思っていたが、シンプルにまとめたらなんだこんなことか。と落ち着いた。

こんなことか、と落ち着きはしたが、わたしにはその「こんなこと」が重要だった。
相手は「こんなこと」とは言っていない。蔑ろにもしていない。
ただ、わたしが期待しすぎてしまったが故の出来事だ。

他人に期待しない、はなかなか難しい。

他人に期待しない＝諦める？

話しても分からないだろう、と思って言わないのは他人に期待しないことと言えるのだろうか。
それはただ、話して分かりあうことを諦めて、放棄しているのではないか？

他人に期待しない、は良いことなんだろうけど寂しくもある。
他人に期待しない、の真の意味をわたしはいつ知るのだろう。