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電車の窓を開けるおじさんの話【通勤中の独り言】

私は朝の通勤時、当駅発の電車に乗る。座れるし、座ったら読書もできるしもう一眠りできる。

乗る車両は気分と人の混み具合で変えるのだが、とある車両の待機する場所に行くと、週に2.3回は見かけるおじさんがいる。
眼鏡をかけて、チェックやベージュなど明るいジャケットを着た七三分け紳士。姿勢もきれい。

彼は電車が到着すると、乗る前にまず車両の外側から窓を開ける。両手でガッと、10cmほど。これまでのご時世もあって気にしているのかと思えば、自分の開けた窓からそこそこ離れた席に座る。

初めて彼を見た時、「なんじゃこりゃ」と驚いたが、段々見続けると愛着が生まれてくる(どんな愛着だよ)。出勤時の密かな楽しみだ。

今日は気分がいい。きっと朝マックしたから。同僚におすすめされたマックグリドル。甘しょっぱくて美味しかった。

今日もおじさんは現れた。私はおじさんより少し前に立った。数分して、電車がやってきた。

さぁ、今日もどうぞ窓を開けてくれ!
私が一歩下がると、おじさんは軽くお辞儀をし、いつものように外側から窓をガッと10cmほど開けた。そして、開けた窓と離れた席に座る。

今日もキリリとした立ち振る舞いでした。
それにしても、お辞儀をしてくれたってことは私を認識してくださってるのか?なんか嬉しい。

今日は天気がいいし、秋風も気持ちがいい。
さて、仕事頑張るぞー。

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