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幼児の頭の中には、言語学者が1000人入ってるから、何もしなくても勝手に言語習得してくれる

おうち英語って、特別なことやらないといけないんだよね・・・
すっごいお金と手間がかかるのかな・・・
お母さんが英語しゃべれないとやっぱダメだよね・・・
うちの子はフツーの子だから、無理かも・・・
お金と才能がないとムリなんじゃないの・・・?

ってみんな思ってると思います。
大丈夫。
耳が聞こえるフツーの子なら、誰でも英語を聞いて理解できるようになります。

詳しくは、今井 むつみ教授が書いている「ことばの発達の謎を解く (ちくまプリマー新書) 新書」を読んでほしいんだけど、まあみんな、そんな時間も興味もないよね(笑)

(言語学を一応専攻してた)私が超ざっくり説明すると、「幼児の頭の中には、一流言語学者が1000人入ってるから、何もしなくても、ある言語の音さえ聞こえていれば、勝手に脳が言語習得してくれる」とのことです。

ホント、それだけ。

日本語は、まさにそうやって幼児の頭の中で処理されて、今のお子さんの言語能力がどんどん育っていっているわけ。子どもがまだ2~3歳だったりするママさんや、おしゃべりが遅めのお子さんのママさんだと、「日本語だってどれだけ育ってるか不安だわよ・・・」とか思ってるかもしれないけど、大丈夫、安心してください。

外側から見て分からないだけで、しっかりお子さんの日本語は、脳内の一流言語学者が1000人くらい勝手に処理してくれてます、現在進行形で。だから、おそくとも小学校入る前の年くらいには、けっこうおしゃべりしてくれるようになりますよ。

で、ここからが本題。

この幼児期限定の「一流言語学者が1000人入ってるから、何もしなくても、言語の音さえ聞こえていれば、勝手に脳が言語習得してくれる」というスーパー機能は、別に「日本語限定」ってわけじゃないんです。

その時期にある一定の期間、耳に聞こえていた言語なら、なんでも当てはまります。例えば、英語とか、フランス語とか、アラビア語とか。

で、この投稿読みに来てくれてるママさんのほとんどは英語がいいんだろうから(笑)、英語をある一定期間、お子さんに聞かせていれば、 耳が聞こえているかぎり(ろう者でない限り)、勝手に英語を聞いて理解できるようになります

この確率は(ほぼ)100%です
だから、あれこれ教材や、高いサービス受けたり、無理してプリスクールやら通わせなくても、年収300~500万円の家庭でも、ムリなく、「英語が聞いて理解できる子ども」にすることができるってわけ。

なお、いわゆる生粋の「帰国子女」(アメリカで10年暮らして日本の中高に入ってきた人など)みたいにしたい場合は、ものすっごいお金と手間がかかるので注意。(でもそんなにする必要ってないよね?)

でも、「英語が聞いて理解できる子ども」にするだけだったら、全然お金はかかりません。手間もたぶん、あんまりかからない。(まあやり方次第だけど。小難しくしようとしたら、いくらでも小難しくできるし)

今日は、ここだけ覚えて帰ってね。
「幼児の頭の中には、一流言語学者が1000人入ってるから、何もしなくても、言語の音さえ聞こえていれば、勝手に脳が言語習得してくれるようになる」
「だから、英語もちょろっと数年聞かせていれば、勝手に英語も日本語と同じように自動処理して理解できるようになる。しかも成功率100%」

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