俺らに足りていないものが岡崎体育にはある。
5/4。ギタリストのCANDY MANです。今日(この記事を書いたのは5/2)はシトシトと雨が降っていて、梅雨の始まりの匂いがしている。寒いのでストーブまで付け出している。こんな日はネットの世界にドボンと浸かるしかない。ハーフ顔の方がやけに危機感を持つように迫ってきて、なんだか焦ってきた。
最近SNSを見ていて、気になることがあった。それは岡崎体育さん(以下敬称略)のチケットの売れ状況だ。別に彼のレーベル担当でもないし、イベンターでもないが、どうしても気になっていた。そこで気がついた。
今日のテーマは「俺らに足りていないものが岡崎体育にはある。」です。
今年の4月から6月にかけてZepp tourが行われている。
俺の記憶では岡崎体育は「さいたまスーパーアリーナ」でライブをやった、売れている人という印象。あと面白い。
そんな人がZeppを埋めるのが目標というのは、やっぱり今はチケットが売れない時代なのだなと思った。
彼はSNSを使ってチケットが売れていないことを赤裸々に告白。
日々チケットの売れ状況を報告し、確実にチケットを売り切っていた。
ドキドキしていた。まるでサッカーの試合を見ているかのようで。SOLD OUTした時は、強敵のチームに逆転勝利した時のような気持ちでガッツポーズしていた。
チケットが売れないという現状を露わにすることは、正直恥ずかしいと思ってしまっていた。売れていないで、誰もいないフロアでライブをする方が何倍も恥ずかしいのに。
その現状ときちんと向き合って、それを詳に伝えることでファンたちが集客のため「岡崎体育のライブがいかに面白いか」を伝えてくれる。
それによって「ファンではないけど、ライブに行けるなら行ってみたい」という人のケツを蹴り上げることができる。きっとここでみたライブは格別なはず。
この「何としてでも埋める」という必死さを「恥ずかしいもの」として捉えてしまっているのが問題だ。それが何より恥ずかしい。
そりゃ何にもしないでチケットがSOLD OUTするのならそれが一番だ。でもそうじゃないんだ。「埋まらないキャパシティの場所でやる方が問題」という声もあるけど、実際にZepp DiverCityは早々にSOLD OUTしていたし、蓋を開けてみればほぼ全公演SOLD OUTだ。そんな声さえも宣伝のネタにして実際に埋めてしまう彼は本当に凄いし、今回「岡崎体育が必死だからライブを見てやろう」と思ってライブを見た人は次もきっと見に行くんだ。
この必死さが俺等には足りない。「お待ちしております〜」の引用リツイートで来るはずがない。岡崎体育を笑うやつは岡崎体育に泣くぜ、絶対。
おまけ
冒頭に書いた危機感を持つように迫ってくるのは、YouTubeで人気のメンズコーチのジョージさん。
ネットミームのようになってネタにされているけど、極端ではあるが言ってることは正しい。危機感が足りていない。
こちらもオススメ。
以上。
今日の一曲 岡崎体育「エクレア」
面白くて、泣ける。
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