2/24。ギタリストのCANDY MANです。
寒い。春風を感じられたと思ったら急に冬に逆戻り。でも春はそこの角まで来てるよ。

卒業式にゲストが話をする動画が好きで、この時期になるとたくさん見出してくる。

最近だと山中伸弥先生の話が好き。

ここで話題に上げてある「人間万事塞翁が馬」という言葉が凄く気に入った。今日はこの言葉について。

ということで今日のテーマは「言葉の意味はあなたが決めればいい。」です。

この「人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)」という言葉の意味をまず説明しておこう。
人間とは「にんげん」ではなく「じんかん」、人の世とか人生という意味。塞翁は砦に住むおじいさんのこと。
紀元前の中国の書物にこの言葉の由来になる話が書かれている。

おじいさんが買っている馬が逃げてしまった。それを村人は不幸なことだとおじいさんを憐れんだが、おじいさんは「これは幸福の前触れかもしれない」と言ったそう。
しばらくしたら逃げた馬が足の早い馬を連れて戻ってきた。村人は「良かったじゃないか」と喜んだけど、おじいさんは「いや、これは不幸の始まりかもしれない」と言った。ある日その馬に乗った息子が足の骨を折る怪我をした。村人はお見舞いをしたがおじいさんは「幸福の前触れかもしれない」と言ったそう。その後戦争が始まり、戦に駆り出された若者は全員死んでしまい、骨を折った若者だけは怪我のお陰で戦には行かなかったので死なずに済んだ、という話。

この話から、人生の幸不幸は予測できないから一喜一憂せずにどんと構えろという教訓らしい。

ちょっと厳しくない？

もっと優しく声をかけてあげたいよ。もし失敗した人に声を掛けるとしたら「これが幸せの始まりかもしれないよ」という内容にしてあげたい。逆に良いことがたくさん起きているとしたら調子に乗らないようにしようというストッパーになる。

言葉の受け取り方は人それぞれであるし、その人の自由である。自分の都合のいいように捉えてしまって良いはず。それくらいがちょうどいい。

捉え方一つで幸も不幸も受け入れられる。そんな言葉が好きだ。

おまけ

昨日行ったことのない銭湯サウナに行った。めちゃくちゃ寒い中行こうか悩んだけど、寒いからこそ空いていると思って行ったらめちゃくちゃ混んでた。
心の中のサウナスタンプを押せたことに喜びを感じながら池尻大橋の駅で電車を待っていると、外国人の方が駅の電光掲示板を見ながらあたふたしていた。自慢ではないが、TOEIC870点(990点満点)、コミュニケーションレベルは最高ランクのAでnon-nativeとして十分にコミュニケーションが図れ、語彙・文法などを流暢に扱えるレベルらしい。
とはいえこちらから話しかける気もなかったのでベンチに座りスマホをいじっていると「Shibuya?」と聞いてきた。今思えば渋谷に行きたいんだろうとすぐわかるのに「ここ？渋谷じゃなくて池尻大橋！渋谷はnext train,next station」と中学1年生レベルの話しかできなかった。TOEICが出来たってコミュニケーションは図れないし、流暢に扱えません。
でもまぁ、外国の方も喜んでてよかった。

以上。

今日の一曲　ポンツクピーヤ 「こんにちはスーパーマン」

最近広告でよく見かけますが、良いです。