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石の上にも半年

stand.fmで「エミホとマスターのほにゃらじお」を始めてから、半年余りが経ちました。コンテンツ数も60本を超えて、なんとなく自分たちなりの型も出来上がりつつ?あります。
エミホのスキルを活かしてやりたいという思いで始めた音声配信ですが、今では私も音声というアウトプットが面白くなってきました。
従来は「アウトプットはふざけた文章で!」という私でしたが、その共有したいコンテンツの内容によって、音声向きのものとテキスト向きなものがあることも痛感するようになった今日この頃です。

初めて、stand.fmでこのnoteのことを告知するにあたり、今日はまさしくテキスト向きだと思われるコンテンツを一つ投稿します。


守破離(しゅはり)

これは、私がこの歳になるまで知らなかった(60年間かすりもしなかった)言葉で、最近読んだ「解像度を上げる」という書籍で初めて知ったものです。もちろん読めなかったし、親切なことにふりがなも打っていなかったので、早速WEBで調べることに・・・。読み方がわからないと、国語辞典も使えないわけです。

【意味】
 武道や茶道、華道などで、まずは師匠から学び(守)、徐々に自分に合ったやり方を探して試すことで型を破り(破)、様々な形に精通することで型から離れて自分のやり方を生み出す(離)ことを表す言葉、

汎用性がある表現をすると、何かに取り組むときにはまず基本を守り、そこから自分に合ったやり方を試行錯誤しながら試してみて、自分の個性が活きるやり方を生み出すということのようです。


窮屈な社会では?

大きく頷きたくなるこの守破離ですが、実社会(学校や会社、ご近所さん)では、言葉通りにいきません。
破という字が意味する自分に合ったやり方で型を破るというプロセスに、社会的望ましさバイアス(同調圧力)がかかってきます。
コロナ禍以降、この目には見えにくいバイアスが、くっきり浮き彫りになったように感じているのは私だけだはないでしょう。


学校や会社では与えられた課題を解決することで評価をされ、給料をもらいます。やりたくない課題や、矛盾を感じる課題でも基本的にはそれを自分で選ぶわけにはいきません。自発的課題の発見やその課題解決を考えることを推奨する組織もありますが、それは本当に稀でしょう。


音声配信の大テーマ

読書や多くの方々との接点から感じる今の社会に応じた問題提起と、その解決策をリスナーさんと一緒に自分ごととして考え、自身の環境を変えたりスタートアップの手助けになれば嬉しいと思っています。
多様化が言われる今の時代には、顧客ニーズも多様化、細分化されていて、それは大きな組織の画一化されたマニュアルでは解決できなくなっているように見えます。
例えば、LGBTQの方にも配慮した個室完備のサウナ施設が大阪にできたり、男性をターゲットにしたネイルサロンなど、これまでにはなかったビジネススタイルも日々生まれているようです。
そんな、ちょっと意味変した問題解決のヒントなどをリスナーさんと一緒に考えるきっかけになれば、という願いがあります。


今日はちょっと真面目なことを書いてしまいましたが、このnoteでも基本的にできるだけ面白いエッセイ風の投稿を続けていきたいと思います。
当然、「エミホとマスターのほにゃらじお」も、伝えたいことがあればあるほど、面白さを大切にしながら、役立つ情報をリスナーさんと共有していきたいと考えています。

今後とも、よろしくお願いします。


〜追伸〜

やっぱり五月山動物園(大阪府池田市)のウォンバットはとっても愛らしいです。

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