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Canvaのグローバルな環境で実現した新しい働き方

2021年の年末から3ヶ月ほどブラジルに住んでいたCanva中の人のめぐみです。

なぜブラジルに?と多くの方から質問を受けました。この3ヶ月では、Canvaユーザー数が世界で第2位のブラジルの視察と、ライフワークの一貫としてリオデジャネイロでカーニバルに向けた「サンバ留学」をしていました。留学の成果は記事の最後にご紹介します。
世界中にマーケットを展開するCanvaだからこそ実現できました。

Canvaのここがすごい!

ブラジルから働くにあたって壁となったのは、「12時間もある時差」です。
その壁も、下記に挙げるようなCanvaの仕事環境と、周りの温かい協力によって乗り越えることができ、感謝感謝です。

・Canvaのスタッフが世界中に、あらゆるタイムゾーンにいる
・全てにおいてスピード感がある
・個人の裁量が大きい
・上司のサポート、応援がすごい

上記の4点についてお話しします。

Canvaスタッフは全世界に!!あらゆるタイムゾーンで働いている

2,500名以上の従業員を抱えるCanvaのスタッフは全世界から働いています。そのためほぼ全てのタイムゾーンがカバーされ、24時間どこかでプロジェクトが動いています。

そんな環境なので、会社とスタッフみんなが、時差や距離がある中でも働くことに慣れています。

ちなみに、社内公用語は英語です。本社のあるオーストラリア英語はもちろん、アメリカ、イギリス、フィリピンなど英語をネイティブとして話す国から、日本のような第二言語として英語を話す国まで、ミーティングでは様々な英語が飛び交います。

スピード感がある!

時差がある中ですが、質問やリクエストを社内で使っているコミュニケーションツールのSlack上で投げると、大抵24時間以内には返事が来ます。そのため、時差による影響はほぼ感じませんでした。

ちなみに、私は下記のように午前と夜の2回に分けて働いていました。

ピッタリ12時間なので計算は簡単!

個人の裁量が大きい

これはCanvaに限りませんが、外資系では基本的にタスクやプロジェクトに対する個人の裁量が大きいです。個々が考え、企画し、意見をもらい決定&実行していくので1人作業も多いのと、本当に実行までが早いと感じます。(プロジェクトの内容や規模にもよりますが)

さらに打ち合わせは基本30分以内。これも今回の働き方が実現した大きな要因の一つだと思います。

上司のサポートがすごい!

きっとこの記事を読んでくださっている方も知っている方が多い、ありえないおじさんこと、我らがCanva JapanカントリーマネジャーのShoe-Gさん

月に一回行っている日本メンバーの全体ミーティングを、ブラジル時間に合わせて率先して無理のない時間に変えてくれたり、外部の方との打ち合わせ日程の調整でも「めぐみさんは大丈夫かな?」と確認をしてくれました。

こんな素敵な上司は正直なかなかいないでしょう!
より頑張ろうと仕事へのモチベーションも上がりますし、Canva愛も深まります笑

ブラジル生活について

以下ではブラジルでの生活についていくつかお話させていただきます。

ブラジルでどんなところに住んでいたの?

ブラジルの住宅街
部屋のベランダから。高層マンションに挟まれた一軒家が見えました。

基本的には民泊サービスのAirbnbを使っていました。

1ヶ月以上同じ場所に滞在すると40%〜50%ほどの割引になるので長期滞在におすすめのサービスです。

予約希望をしてからホストに承認されると部屋を借りられるようになります。鍵の受け渡し方法などもホストとやりとりして決めるので、その点はホテルより手間がかかります。
キッチン有り物件も多いので自炊したい人はホテルよりおすすめです。

最初に日本から渡航して2週間滞在したサンパウロでは、Canva Brazilのチームメイトの家に泊まっていました。

2ヶ月以上滞在したリオデジャネイロでは、最初の1ヶ月はコパカバーナにあるマンションの一部屋を借りて、キッチンやリビングをAirbnbホストの女性と共有するシェアタイプの家に、その後、別のエリアでまるまる貸切の家に滞在しました。

2軒目の家では洗濯機がなかったので、ランドリーまで大量の服を歩いて運び、洗うのと乾燥に2時間ほどかかったのでそれが少し大変でした。

今回の滞在で「私がAirbnbを選ぶ基準」が見えてきたのでシェアします。

・インターネットがある、可能な限り強い
・長時間作業できそうな机と椅子がある(木の椅子は腰が危険!)
・ヨガマットを敷けるスペースがある
・治安が良い立地
・洗濯機がある
・広めのキッチンがある

優先順位は低いけどあったら嬉しいと思うのが、

・バスタブがある
・貸切物件

滞在先の目の前にあったコワーキングスペースのあるカフェ

仕事はパソコンを持ち歩くことが気軽にできる治安ではないため、基本的にはAirbnb内でしていましたが、数回だけwifiの使えるカフェにも行きました。

食べ物と物価の話

可能な限り自炊をしつつも、現地の料理も食べたかったことと、出かけ先でそのまま食べてしまいたいことも多く、1日1食ほどは外食になってました。

上の写真のようなピタヤ(PITAYA)と呼ばれるフルーツや、アサイーに果物とグラノーラをトッピングしたものでランチを済ませてしまうこともありました。300mlで400円ほどです。

サンパウロやリオデジャネイロでしっかりしたレストランで食べると食事+ドリンクですぐに2,000円を超えることも。

「ポルキロ」レストランという、ビュッフェ形式で自分で好きなおかずをとり、重さで値段を決めるタイプの店でも、私が少なめの量をとっても500円ほどしたので思っていたよりは安くなかったです。

代わりに果物、野菜が安いです。スイカは大きい一切れで100円ほど。甘くて美味しかったので1ヶ月で3回ほど買いました。他にもマンゴーやバナナなどもリピートしてました。

治安について

世界最大級のスラム街(ファベーラ)

ブラジルと聞いて治安の悪いイメージが真っ先に浮かぶ方もいるのではないでしょうか?

事前に調べると不安な情報も多く出てきたため、今までに30カ国以上旅をしてきましたが、今回初めて衣類の下につけるウェストポーチを買いました。

実際にブラジルのサンパウロ、マナウス、リオデジャネイロに滞在しましたが、危険な目に合うこともなく、普通に過ごせました。

もちろん外では下記のような基本は守ってました。

・常に荷物は自分の身体の前
・スマホを見るときは立ち止まって建物を背にする(歩きスマホをしていると後ろからバッと盗まれるらしい)
・夜人気のないところは歩かない
・貧困エリアには行かない
・遅くなる時はすぐUber

Canvaが世界で2番目に多く使われている国、ブラジルを訪れて

リオデジャネイロ キリスト像
リオデジャネイロのキリスト像の下は観光客でいっぱい

広大な国土を持つブラジルは、壮大なアマゾンなどの自然や歴史的な都市などあらゆるものがあるとても魅力的な国です。

特にリオデジャネイロは、新世界7不思議のキリスト像、世界有数のビーチ、ハイキングができる山々、ボサノヴァやサンバなどのライブミュージックに溢れていて、ハマってしまう人も多い都市です。もちろんカーニバルで有名なサンバも!本場で生のダンサーを見たら胸が熱くなりました。

Canva Brazilのカントリーマネジャー(右)と、パートナーシップスペシャリスト(左)

ブラジルのチームメイトやマネジャーとは、かなり濃いディスカッションや情報共有、さらにブラジルで行っている施策や分析について学ぶことができました。今後日本でも役立てられそうなアイディアについても深めることができました。

Canva普及数第2位の国だけあって、普段の生活の中で知り合う人やサンバ留学中に会ったダンスのインストラクターなど、Canvaを使っている人が本当に多い!
SNSでの集客にCanvaで画像を作っていたり、学校のプレゼン資料作成に使っているとのことです。

新しい商品やツールをじっくり検討してから使い始める日本の方々とは対照的に、ブラジル人はどんどんと新しいこと、ビジネスに役立つものを使い始める、というデータが出ているのですがそれを実感しました。(Canva社内レポートより)

最後に、サンバ留学についてです。

サンバのトップスクールのダンサーやディレクターと。

残念ながら今年はカーニバルが4月末に延期になってしまいましたが、サンバのワークショップやプライベートレッスンでたくさん学ぶことができました。

動画は、CanvaのTikTok用動画テンプレを使いました。


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