社長を目指して学びを続ける
CAORI COMPANY CEOです。

優しい気持ちはみていて
気持ちがいい。

それを今日は
勤務先の保育園の中で
見たからだ。

5月に年中さんが新しく入ってきた。
今日で3日目。GW明けからの入園。
引越をして、
新しい保育園。
そして自分以外はみんな知り合いの
保育園。先生やお友達も誰も知らない。

朝もお母さんと離れることができない。
そして、離れた後もしばらく泣き続ける。
そんな3日目。

子どもたちは、その状況を知っている。
新しい子は何をするのか？
どんな子かと、彼の行動に注目する。
そして声をかけるわけでもなく、
ただ観察する。

きっとその観察が一番
彼にとっても怖いはず。
それでもまだ三日目。

私の勤務する保育園は
年中と年長が同じクラス。
1８人。

そこへ年中さんが来た。
ただ新人とみているだけで、
あまり声をかけない。

私も相手してあげたいが、
どうにも相手できない時が
あって、給食後、
彼を放置していた。

すると、
年長さんの一人の男の子が

彼の手を握っていた。

すると、新人君は安心した様子で
みんなの中に入っていくことが
でき、みんなと遊ぶことができた。

それを見たら、
とても嬉しい気持ちに
なった。

その新人君の気持ちを察して、
そっと手を握って一緒にいてあげる。
人の気持ちって
それだけで、安心し、
それだけで、緊張を溶かして
くれるものだと教えてくれた。

個人が集団に入る時に、
この年長さんの男の子のように
実際手を握るというより、
親切に声をかけてあげるとか、
伝えてあげられることは
伝える。

そういう行動のとれる私に
なろうと思えたのでした。