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ライターは最強の職業である

副業に関する情報をまとめたウェブサイトや書籍を読めば、必ず「ライター」という職種が登場する。元手が不要で、ただ文章を書けばお金が入ってくると解説するものが多い。ただし収入も決して高くないという注釈がつけられている解説文であれば、少し親切な部類かもしれない。

SNSを見れば、ライターを自称するアカウントが数多く存在する。文章を書くことは誰にでもできるので、ライターなんて言うのはどこまでいっても自称でしかないのだが、その人物を周りがライターだと認めるかどうかは別の話だ。

近年、文章を読むひとが少なくなったという。漫画や動画などのコンテンツが増えたことによって、文章を読むことに割く時間が減少しているためだと主張する人が多いのだが、本当にそうなのか?

たとえ文章だろうが、漫画だろうが、動画だろうが、面白いものであれば見るし、面白くなければ見ない。そして、世の中に面白くない文章が氾濫しているから読まれないだけではないのか?

ライターという職種を強引に定義するのであれば、「直接の面識がない赤の他人に、1500文字の文章を読ませることができること」あたりが基準になるだろうと思う。文字数については3000文字でも、5000文字だって良いのだけど、そこまで高い基準にしなくても良いだろう。

さらに、全く興味のない事柄について読者に文章を読ませる必要なんてない。興味のない奴はそもそも読者の対象外だ。ライターはただ、興味のある読者に対して1500文字の文章を読ませれば良い。興味がある内容だけど、この文章は読みにくいと感じさせてしまう奴にライターを名乗る資格がないことは明らかだろう。

ライターになるには何をすれば良いのかと聞かれる機会は多い。ただ文章を書いていればお金が生み出せるのだから、ライターになりたいと思うのは当然だろう。あらゆる職種の中で最もリモートに適しており、時間や場所などの制約から自由でいられるのがライターなのだから。

さらに、ライターには明るい未来がある。初心者ライターには顧客から受注するという収益源があり、中級ライターは独自メディア運営やコンテンツ販売などの報酬が生まれ、多くの人々に行動を促すという能力を発揮すれば様々な方面で上級へのステップアップの道が開ける。

元手がなく、制約がなく、未来がある。ライターは最強の職業である。

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