「しなければならない」


そう、
自分に言い聞かせる。

すると
一気にパワーは弱まり
気分はどーん…と暗くなる。

今日も私は、私のためにnoteを書く。

私は基本
真面目な性格である。

時間、約束、日常のルーティンは
なるべく守りたい。

だって自分が
約束や時間をすっぽかされて
適当に扱われると
すごく不快になるから。

なので

私の周囲には
時間、約束を
守ってくれる
ありがたい人々ばかりだ。

他人から
粗末に扱われたくないなら

まずは自分が
他人との時間や約束を守ればよい。

そしたら
そんな人達が
寄ってくるから。

だけど、

本当はもっともっと
自分に甘くてもいいんだ。

昨日、
庭の草を少しだけ取った。

本当はしたくなかったのに、

ついつい
「あの一角だけでも、草取りしなければ」
という気になり、

夕方
少しだけ庭に出る。

気温は涼しく、
もう太陽の光線はない。

紫外線は当たらないので
日陰で
何本か草を取っていた。

すると

…あれ？
お尻がかゆい…？

なんと
服の上から蚊に刺されたのだ。

私は、蚊に刺されると
すごく腫れる。

痒みに気付くと
一気に腕の至るところも
刺されていたとこに
気が付き出す。

かゆい
かゆい
かゆい…っ！！

なんと今まで蚊など
目に見えもしなかったのに
蚊が私の腕を
刺しまくっていた。

「もうイヤ」

逃げるように
家の中に退散した私。

すぐに
虫刺されの薬を
腕に塗りまくる。

「草取りなど
しなければよかった…」

まだ治らないかゆみ。
刺されたところを見ながら
イライラが湧き上がる。

そして私の気分は
久々に最高潮に悪くなる。

トイレに入ろうとすると
家族の誰かが入っていた。

私は静かに
リビングに戻る。

しょうがないので
トイレを我慢して
仕事に取り掛かろうとしてみた。

ダメだ…

手が付かない。
進まない。
集中できない。

そろそろいいかな？
と、再びトイレに入ろうとした。

すると

まだ家族が
入っている。

……。

イライラのピーク。
トイレの外から
家族に早く出るように促す。

すると
トイレから出てきた家族は
「なんでそんなに怒っているの？」
と私に尋ねた。

その時は
無言のままだったが、

トイレを済ませて
思い出したの。

そうだった…

自分に
やりたくないことを
強制すると、

スムーズに物事は、進まない。

逆に
イライラが
さらに
イライラすることを呼ぶ。

で、

草取りするのは
気分が乗った時の自分に
任せておくことにした。

「もう、いいか」

そう思った瞬間
心が軽くなり、
蚊に刺されたかゆみが
なくなっていたことに気付く。

「しなければならない」
なんて言いながら、

そんなに自分を縛らなくても
もっと気楽にいればいいじゃん。

また、
真面目振ってしまったな。

本当は
真面目でないのに

真面目振って行動したりすると
いつもこうなる。

だけど、
その人にはその人の
クセがあるの。

私は
真面目になってしまうクセ。

昔と比べると、
今ではだいぶ自由にしているけれど

たまにヒョッコリ
真面目振っている私が顔を出す。

「しなければ」
…と。

だけど
「真面目」って全部
悪いことでもない。

時間と約束とルーティンを
守りたいと思う真面目クセは、
自分や他人が
気持ち良くあるためのもの。

だから

自分を強いて
無理やり働かせる真面目クセは、
なるべくやめるようにして

「気分が良くなるもの」だけを
残していたい。

たまに
気分を悪くする真面目クセ…
つまり、
効率的な「観念や思い込み」が
出てきてしまうけれど、

まあ、それでも
良しとしましょう。

だって…

これが、今の私なのだから。

ここまで読んでくれて
ありがとう。

明日もnote、
書けたらいいなぁ。