こんにちはcapricciosoです♡

皆様は最初の就職の際に就職活動を色々とされたのでしょうか？

私は中高吹奏楽部、そのまま音楽大学に進学したので、
正直楽器の事しか出来なかったんです。
就職活動についてもあまりしていなかったので、
いざ就職を考えないといけないと思ったときに、どうしよう。。。

と、途方に暮れていたのですが・・・

とても運が良かったので就職活動もせず
恩師が紹介をしてくれて会社の楽団に入る条件で、
その会社でも働くことになりました。

だけど、社会人になるための用意を全くしていない女子大生。

なにも出来る事がない訳です！！！！（切実）

なので、どこで働くか？と、なった時に
ひとまず派遣登録
電話オペレーター一択話と言う状態だったので
職種を選べるような状態ではありませんでした。

そんな状態だったので
【働く】と、言う事に対して全く分かっておらず
言われるがままという感じでした。

今考えたらそれが【働くことに無気力】の原因だったと思いました。

学生のバイトとは何が違うのか？
働くとは何なのか？
社会人の心構え？

と、かなりゆるすぎる心持だったので、
本当に周りの人からしたら迷惑な新人だったと思います。

自分的には頑張ったつもりだったのですが
あくまで【つもり】であり、責任感やら向上心と言うものはありませんでした。

せっかく音大まで行ったんだからそれなりに親への恩返しをと思い選んだ就職先でしたが、私にとって音楽は得意だっただけで、好きだけどのめり込むほどの情熱はありませんでした。

強いて言えば、演奏会ではドレスを着て出て行くので練習よりもドレスをこうしたい〜ヘアメイクは美容院にいってやってもらおう！とか、ビジュアルの方に関心が向いていたと思いました（笑）

そんなこんなで、憧れの楽団にも入れて仕事もある。

だけど【未来が見えない】事への絶望と恐怖に恐れている自分がいました。

当時ストレスも多くて、全身顔にまでひどく出ているアトピー性皮膚炎や蕁麻疹。
人前に出る仕事じゃなかったから服も適当。
顔にまでアトピーでぐちゃぐちゃだから化粧もできない。

ファッションも幼い感じで、『お化粧はしないんですー』と、社会人でしたが童顔な事もあり下手したら高校生に間違えられる！？
そんな自分が嫌でしたが、頼りなく芋っぽく見せる事でやはりメリットはあり何もできない社会人一年目の私は色々な人から助けてもらえて良かったです！

だけどマスコットキャラクターの様に可愛がられていても、それが永遠に続く事はなくて成長しないと薄々きづいていました。

だからと言って、とても勉強にはなったけど音楽もその時の仕事も今後の自分がやりたい事ではなかったので、どうしたらいいか考えました。

当時歯並びが悪く歯を見せて笑えなかったから、歯科矯正を考えており歯科の資格にも興味がありました。
また、ドレスが好きだからウェディング関係や旅行関係も興味がありました。

ちょうど知り合いに各業種で働いている人がいたので、実際にどうなのか聞いてみたら私には向いていなさそうだったので却下しました。

そんな時に最終候補まで残ったのが【美容部員】でした。

理由としては、顔面が赤く腫れ上がっていた時にファンデーションでカバーできた事にすごく感動したんです！

だけど当時はメイクなんて自己流でぺぺっとやる程度なわけです。。。
社会人なのに学生に間違えられるレベルの芋具合！
メイクは分からないけど、お化粧品に携わる仕事がしたい！！

と、なんとも無謀な判断でした（笑）

美容部員になるにしても、美容の知識がないままでは大変だと思い美容学校に通い美容部員になる為の基礎を学ぶために転職を決意し、決めて学校の入学手続きや引越し先を見つけて一年後に家を出ました。

初めての一人暮らし
初めての場所での初めての勉強

慣れないことばかりで大変でしたが、今までとは違う自分自身で色んな事を決めてやって行くと言う行動が、甘えたな自分には良い刺激となり少し成長できたと思いました。

しかし！

学校を卒業したら美容部員になれると思ったあたりもまだまだ甘くて、、、
色んな会社の面接に行きましたがことごとく惨敗。

メンタルも折れまくって途方に暮れていましたが
そんな時に職業訓練のチラシで話し方教室というアナウンサーやナレーター経験の人が立ち上げた訓練を見つけてなぜかこれだ！と、思い応募しました。

実はすごく人見知りで、おしゃべりは好きだけど、面接だったりになるとビックリするほどのポンコツを発揮する。

そんな状態だったので、まずは話し方から問題があるのではないかと思ったんです。

そして3ヶ月？4ヶ月だったかな？
受講をしてみたらやはり発生や、喋り方次第で相手に与える印象は変わるので話し方はすごく重要だったし、質疑応答の模擬練習など練習もしてもらい、学校に通いながらも就職活動をしていたのでラスト1ヶ月は残して先に卒業し、憧れの美容部員になる事が出来ました！

後最後に面接を受けた場所では話し方だけでなく、見せ方にも問題があると思ったので病院に行って夜会巻でしっかりと美容部員を意識した外見に整えた事も良かった事だと思いました。
（↑履歴書も大事と聞いて、ヘアメイクからプロデュースしてくれるフォトスタジオで履歴書の写真を撮っていたのでその写真との差をなくす意味でも正解だったと思います）

憧れの大手百貨店の花形である一階の美容部員

でも

働いている人も皆綺麗で美しいのに、田舎者でちょんちょこりんな私は自分がその場にいる事が違和感でしかありませんでした。

そしてまた、自分のレベルが追いつかない場所で、自分のレベル以上の事を要求されるプレッシャーと新しい苦悩が始まります。

正直今考えたらビックリする様な変な事を沢山していましたので、当時の上司や同僚には申し訳ない気持ちでいっぱいです（涙）

そして

一年弱頑張りましたが、もう本当に無理だし向いてない！！と、思ったので辞めよう！と、思いました。

でも、次に何をしたら良いのか？
やりたかった美容部員ですら挫折してしまい途方に暮れていた所に、『それならキャリアコンサルタントの人に相談してみたら！？』と、紹介いただいてカウンセリングを受けました。

そうしたら

接客自体は楽しくて好き
コミュニケーションも得意
美容も好き
↓
百貨店が合わない

と、なっていた事がわかりそれなら量販店（モール系）なら良いんじゃないか？
と、アドバイスをもらい県外から実家に戻り量販店系の美容部員を応募してまた同じ美容系で転職をする事になりました。

同じ業界でも働く場所が違うだけで全く違い、次の職場ではとてものびのび働く事が出来たので、今までは1年毎に職を変えていましたが8年働く事が出来ました。

8年の間に、社内の資格をとりメイクアップを専門とするキャリアアップを目標として、県外のイベント活動や応援に行けて新しい場所で働く事に恐怖を抱いていた私も、どこに行っても働く事が出来る！と、自信を持って仕事に臨む事ができる様になった事が、大変な事も沢山ありましたが頑張って良かったと思える事でした。

長く続いたポイントは、今度こそ！と、気持ちがあったので、雑用から真剣に取り組み、後輩ができたらちゃんと教える事ができる様にと、基礎からしっかりと自分がわかるマニュアルを作り積み重ねた事も自分自身の応用力や適応力が伸びたポイントだと思っています。

働いていて楽しかったですが、転職のお誘いを受けてコロナ禍直前に退職をしました。

しかし、コロナ禍で情勢が変わった事もあり県外への転職は見送り、今後はウェブに力を入れた方が良いのではないか？と、思いコロナ禍の間にウェブデザイナーの学校に通い勉強をしていました。

学んでみてやはり私は美容や接客の方が向いていると改めて感じたので、また新たに美容部員に戻りましたが、今回は過去に挫折した百貨店の美容部員として戻りました。

過去の私はポンコツ過ぎて役に立てませんでしたが、今回の転職先では過去の経験を活かして、自分自身や新たな新人さんが来てもわかるようなマニュアルを作成したり、地道な感じでお客様と仲良くなったり、自分自身もレベルアップした事で過去できなかった事が、簡単にできるようになっている事に気づきました。

色々な経験や、可能性を信じて取り組んできましたので、順風満帆では無かったかもしれませんが、それぞれの場所で学んだ事は私自身の糧となり、挫折した経験ほど財産になっていると今の私は感じます。

同じ業種でも配属先で場所が合わないと言う事があったり、向いていないと感じるかもしれませんが、自分に合った場所であれば必ず働く事ができ、結果を出す事も出来ます。

その為にも、甘えを捨てて嫌だなぁーと自分が苦手で逃げている部分を見ないふりをせずに確実に一つ一つをできるようにする事で、成長し続ける事も出来ます。

多種多様な時代だからこそ、本当に自分が向いている事や興味のあるものを探しながら転職をする事は自分の人生を彩るスパイスになると思うからこそ検討されても良いのではないかと思いました。

結果的に3回転職をしてみて、自分の得意な部分や苦手な分野を知る事が出来た今は、自分の持つ特性で周りの人にお役に立てる方法を探せるようになったと思いました！

拙い文章ではありますがお役に立てたら嬉しいです^_^
参考になればぜひ♡

#転職体験記