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相手の気持ちが分かり過ぎて、相手の求める自分を演じていた。

こんにちはcapricciosoです♡

月一恋愛コラムを本日も書いてみたいと思います!

恋愛難民だった私。
出会いもあるし、異性とお出かけもしたりもある。

ときめくこともあるし、
好意を持たれることもあるけど、
でも恋人関係になる事が出来ない。

恋人は欲しいけど、異性が未知過ぎて怖い。

経験を積めないまま、
どんどん時は過ぎていき周りは結婚していく。
恋人がいない人が少なくなって、
どんどん取り残されていくことへの不安が増す。

でも、結婚がすべてではないと思っている自分もいて、
恋人がいることでその人の価値が変わるとも思ってない。

私は何に焦燥感を覚えているんだろう・・・

出会いがあればいいってもんでもなくて
好かれたらいいってもんでもない

好かれてるのに『その人じゃない』というのは
ぜいたくな悩みだとも言われるけど

それでも好きでもない人と一緒にはいたくない。

基本的に1人の人へ執着するような好きが分からない

人から好かれるのは人に好かれる自分でいるからであって
その自分が本来の自分ではない。
好かれる自分で生きると言う選択をし
自分自身を押し殺してすべて相手に合わせてまで
パートナーを見つけないといけないのか?

自分らしくあれば出会えるというけど、
そもそも自分らしさってなに?

そんな疑問をずっともっていました。


話は変わりますが大人になって気が付いたのは
おそらく私は繊細さんHSPなんだと思います。

ハイリー・センシティブ・パーソン(Highly Sensitive Person、HSP)とは、環境感受性Environmental Sensitivity)あるいはその気質・性格的指標である感覚処理感受性Sensory Processing Sensitivity)が極めて高い人たちを表す言葉である

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

昔はこんな言葉なかったから
自分が自分の個性だとも気づかずに
人から見られている自分と
自分が思っている自分のギャップに苦しんでいました。

なんでいきなりこんなことを書いたかと言うと
恋愛においてもこの繊細さんの部分が
とーーーーっても影響していて
なかなか苦しい感じになっていたんです。

中高と女子高に通い
大学も音楽大学だったのでほぼ女子校
そんな異性がいない10年を過ごして
自分がどうやって異性と話していいのか
分からなくなってしまったんです。

会話をするのも緊張しすぎて疲れる。
恋愛をしなきゃしなきゃと思いながらも、
デートに誘われたらげっそり嫌な気分になる。
行く前の日は憂鬱すぎて寝れなかったり、
当日はドタキャンしたい気持ちと葛藤する。

デートに行ったところで、
心の中は警戒心丸出しの逆毛を立てた猫状態
(表面的にはマイルドにしてるけど)

そんな状態であるにも関わらず
相手の事を知ろう!
と、言う気持ちはあるわけで
一生懸命話に耳を傾ける。

自分の中での相手への礼儀のようなもので
無関心は失礼だから
どうにか関心を持とうと私なり努力をしていたんだと思います。

もともと共感能力が高いから
話をしたら皆さん生まれてから今までの人生を
年表のように話して下さる(笑)

それはそれで面白いんですが
昔は聞いた話を全て受け入れないといけないんだ!
って、思っていたので、
話した相手はすっきりしても
自分自身はゲッソリする事が多かったです。

それと同時に

相手が自分に何を求めているのかもわかるようになって
相手が望む最高のパートナーを
無意識に演じるようになりました。

そりゃ、相手からしたら好感を持たれるわけですが・・・。
無意識のうちに本来の自分を封印して
相手に求められている自分になっていたから
好意を向けられても嬉しくなくて
勘弁してよ!って、すべてを投げ出したくなっていたんだと思います。

繊細さんの特徴で、共感力の高さが発動して、
それに加えて自己肯定感の低さ
そして、恋愛の劣等感が本来の自分を封印する結果でした。

ちなみにその現象は35歳過ぎまで続いていました(笑)

35歳くらいまでの私は(現在37歳)
なんだかんだ言いながら恋愛劣等感が深すぎて
恋愛をしたくないのに(恋人を作りたくないのに)
世間体を気にして
何かしら動いていないと不安で仕方がないから
【相手に好かれたい】
と、思う気持ちをベースに行動をしていたのだと思います。

だけど

ある時にすべてがめんどくさくなって(笑)
【好かれようとしない】って決めて
出会いの行動はしてみたら流れが変わりました。

好かれようとしないから
相手の思っている自分になろうとしない
自分が嫌だと思う事は嫌だと言う

そうやって自分の気持ちを無下にしないけど

ちゃんと相手の事を知ろうとする
(知ったからと言って相手の業を背負おうとしない)
相手に対して出来る事を考える
そして
行動をする

自分が出来る事はやる。
自分が客観的にみて恋人だったら素敵か?と、考える。
その部分がぶれなかったら
自分が自分らしく振る舞っていても
横柄な態度になる事は無いから大丈夫。

36年も恋人を作らなかった私も
気分を変えてかなり軽い気持ちの時に
ひとまずよく分からないけど付き合って言われたから
付き合ってみて経験をしてみたら
思った以上に大変だった(笑)

自分らしくいようと頑張ったけど
やっぱり未経験な事だから
試行錯誤の繰り返しで
自分に出来る事を全力で思いやりを持って頑張った!

だけど

結果としては
すごく頑張ったから後悔は無かったけど
相手の価値観と自分の価値観の違いに
一緒にいる未来が想像できなかったから
擦り合わせが出来るかどうか話し合いをしたけど
どうにもなりそうになかったから
お別れをする事を選びました。

別れと言う事はすごく悲しかったけど
不思議なことに後悔はありませんでした。

自分に出来る事は本当にすべてやったと思えるから
どんな結末になったとしても
後ろを振り返るような結果にならなかったことで
自分自身がちょっと一歩踏み出せたんだと
改めて感じることが出来ました。

そして

お別れしてからは
すがすがしい気持ちになって
沢山の場所に旅行に行ったり美味しいものを食べたり
自分が大好きなことを沢山やって

ちょっと恋愛ボルテージが回復した時に
また昔よりも少し成長した私は
さらに自分らしさと言う表現の方法を
バージョンアップしてやっていたら

また付き合ってくださいと言われることがあり

前回の失敗を活かして
もっと言いたいことを言って
嫌われることをより恐れなくなった。

自分が頑張っていても
別れる事は仕方ないとより思えるようになったから
より優しくなれたし
より自分らしくいられるようになった。

今までの全ての上手くいかない事の集大成から
失敗から学んだ事を活かしてみたら
思っていた以上に自分らしくいながら
それを良いと言ってくれる人に出会えました。

またその事とかも色々と書いてみたいと思いますが
自分を偽っている事で疲れている人がいたら
参考になったら嬉しいなと思い記事を書きました^^

参考になればぜひ♡

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