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酒々井町尾上・飯積 アウトレットの片隅に残された酒々井の歴史


尾上地区

卒塔婆と椅子が佇んでいる
田んぼの真ん中に用水路が流れており、左側は尾上、右側が飯積
尾上には中学校、飯積にはアウトレットがあり栄えているエリアではあるが谷に降りればのどかな景色が広がっている

正福院

右にあるのは集会所
笠付きの六角地蔵塔、そして真言が刻まれた石像仏
こちらは摩耗しているもののかなり珍しい意匠の石造物
右の人物は拝んでいるように見える
弘法大師

双体道祖神

千葉県の中でも酒々井町に集中して見られる双体道祖神
暗いので照明を当てている

住吉神社

道祖神の斜向かいにある
祠型の一般的な道祖神
境内
御嶽山登拝記念
蚕神
明治時代以降に各地で養蚕が盛んになった名残と思われる
根っこに抱かれた祠
竹林の小径を下る
祠と野仏が置いてあった
如意輪観音と子安大明神

道標

水たまりの中に野仏と道標が建っている
道標は昭和8年の皇太子殿下御降を記念して翌9年に建てられたものだそう

飯積地区

ヒカリモ

谷津のへりにあった黄色い水たまり
多分ヒカリモだと思う

泉福寺

この時期のあまり人が立ち入らない寺社は下草が茂りがち

飯積の泉

いいづみのいずみ。この地区の地名の由来らしいが、ソースとなる酒々井町のWebページは消滅していた
泉がある

伊豆神社

いいづみのいずじんじゃ
ネーミングに強い意志を感じる
神社裏の杉は町内最古
QRコードは遷移先が消滅していた
大杉
まっすぐ伸びている

酒々井プレミアム・アウトレット

田んぼの向こうに大型商業施設の飲食店が見える。
酒々井町は宗吾霊堂の最寄り駅があるのに宗吾霊堂は佐倉市にあったり、順天堂大学の最寄駅があるのに大学は印西市にあったりする何かと悲しい立地なので、単に観光地が増えた以上の意義があったのではないだろうか(※推測です)。

行った日 : 2023/06/10

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