COVID-19闘病日記

感染による抗体はもって半年という話があるので、未来の自分のためにどれだけ苦しんでどんな感じで回復したのか記録することにした。


2023/07/24(月) - 発症

寝る前

長時間座りっぱなしの状態が心なしか疲れる。座りっぱなしは普通に良くないことなので、まさか予兆とは思わずその日は就寝。

2023/07/25(火) - 様々な自覚症状

起床時喉が痛む。乾燥した日に窓を開けて寝たときの痛みによく似ていた。夏にもこういう痛みが発生することが気になったものの、深刻には捉えなかった。まさか最後まで残る症状になるとは思ってもいなかった。

所用で外出している最中、突然筋肉痛に襲われる。馴染みのない痛みだったが、コロナワクチンの副反応である大臀筋(お尻の筋肉)の痛みにとてもよく似ていた。前日の座り姿勢への違和感の正体に気づくと同時に、自分がコロナに感染したことにも気づく。抗原検査キットを購入して帰宅。帰宅中、頭がぼーっとし始める。
帰って熱を測ると37.6℃あり、そこからみるみる38℃台後半まで上昇。

体温は39℃まで上昇し、筋肉痛は強まり、悪寒、倦怠感に加え強い動悸も発生。早めに就寝したもののまったく熟睡できなかった。夢の中でかなり忙しく動き回っていたのを記憶している。
また、悪寒のせいで室温が適切なのかわからないのが危険だった。室温30℃℃超え、冷房なしで掛け布団をかけて寝るのがちょうど良く思えてしまう。高齢者が熱中症で亡くなるニュースをよく見るため、念のため冷房を26℃くらいに設定してちょっと寒いなと思いながら寝た。正しい判断だったと思う。

リザルト

  • 体温37℃台→39℃台

  • 咽頭痛

  • 全身筋肉痛(特にお尻)

  • 悪寒

  • 倦怠感

  • 動悸

  • 寝不足

SleepMeisterより睡眠の質グラフ。寝ているつもりはあったのだが…

2023/07/26(水) - 筋肉痛改善

悪夢で5時台に目覚め。前日購入した抗原検査キットで無事陽性を確認。体温は37.0℃まで下がっており希望を見出す。
寝る前にEAAを飲んで筋肉痛にサロンパスを貼ったのが功を奏したのかは分からないが、筋肉痛はだいぶマシになった。
※EAA…体内で生成できないアミノ酸を摂取するサプリメントのようなもの。吸収が速いため、筋トレ等のパフォーマンス向上に役立つ。高価。

熱と筋肉痛以外は継続中なので、とにかく何もしたくない。Twitterを眺める余裕はあったためずっと眺めていた。

再び38℃台まで熱が上がる。コロナ由来か日中スマホ眺めていて眼精疲労になったのか分からないが、目の上のあたりが激烈に痛む。加えて脳天ちょっと右のあたりから右太ももにかけて貫くような、意味不明な痛みに襲われる。

リザルト

  • 体温37℃台→38℃台

  • 咽頭痛

  • 全身筋肉痛(特にお尻)

  • 悪寒

  • 倦怠感

  • 動悸

  • 寝不足

  • 頭痛

  • 貫くような謎の痛み

解けないパズルを延々行ったり来たりしながら解こうとする夢を見ていた気がする。
明け方に目が覚めたので、「自分は夢の中の意味不明な空間ではなく自室にいるのだ」と言い聞かせてみたところ、そこそこぐっすり眠れた。寝起きもちょっとだけ爽やかだった。

2023/07/27(木) - タチの悪い症状群改善

少ないながらノンレム睡眠を経たことでだいぶ楽になったものの、喉の痛みが最高潮に達した。加えて鼻水もよく出るようになる。痰や鼻水の色は1日を通して黄色→白→透明と変遷した。頭が割れるように痛む。
初日から続いていた動悸、悪寒、倦怠感はほぼ消滅した。暑い時に発汗する安心感を味わう。
思いっきり息を吸うと胸骨のあたりに引っかかるような感触がある。噂の肺炎かと心配になる。

頭痛が和らいできた。

冷房のせいか鼻詰まりが急激に悪化。鼻呼吸ができないためまったく寝付けなかった。ただ、症状的にはもはやただの夏風邪レベルにまで落ち着いてきたと思う。夏風邪が普通につらいものであることを除けば希望が持てた。
なお貫くような謎の痛みはいつの間に消失した。原因は不明。

リザルト

  • 体温36.6℃台〜37.6℃

  • 咽頭痛

  • 悪寒

  • 倦怠感

  • 動悸

  • 寝不足

  • 頭痛

  • 貫くような謎の痛み

  • 鼻水、鼻詰まり

  • 深呼吸時、胸に詰まったような感覚

21時に就寝したもののまったく寝付けず、自棄になって1時間ほどスマホをいじっていたので自業自得なところはあった。ただ鼻詰まりがしんどくてやってられなかった面が大きい。

2023/07/28(金) - 普通の夏風邪へ

症状自体はなくなりつつあったものの、発症以来ほとんど眠れていないため、起きた瞬間からメンタルがかなり荒れていた。
室内でできる軽い運動、日光を浴びる、15分程度の昼寝、ヤクルト1000の調達、常服していた新セデスにカフェインが入っていることに気づいたので服用を停止など、考えられる睡眠対策をすべて実施した。
鼻詰まりは鼻水そのものより鼻の粘膜が腫れることで悪化するため、日中はできるだけ鼻をかんだりくしゃみをしないなど、可能な限り負荷を与えないように努力した。
寝るときは粘膜に優しくない冷房をつけずにマスクもした。たまたま湿度が低かったからできたが高湿だったら無謀だったかもしれない。

リザルト

  • 体温37.1℃台→36.3℃

  • 咽頭痛

  • 寝不足

  • 頭痛

  • 鼻水、鼻詰まり

  • 深呼吸時、胸に詰まったような感覚

かなり理想的な睡眠。いつもと同じ時間に寝るのも大事だったのかもしれない。

2023/07/29(土) - 平熱

努力の甲斐あって最適な睡眠を迎えたことで、発症してから続いたしんどさがほぼなくなった。

リザルト

  • 平熱

  • 咽頭痛

  • 寝不足

  • 頭痛

  • 鼻水、鼻詰まり

  • 深呼吸時、胸に詰まったような感覚

2023/07/30(日) - 風邪症状の改善

発症当時から続いていた、「起床と同時に激烈な喉の痛みに襲われる」状態から解放。

リザルト

  • 軽い咽頭痛

  • 軽い鼻水、鼻詰まり

  • 深呼吸時、胸に詰まったような感覚

2023/07/31(月)〜8/2(水)

残った症状の軽い鼻水と喉の痛みは日を追うごとに少しずつ消えていき、ようやく完全に治った。胸の詰まりもいつの間に消えた。

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