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集落の雑貨屋

かつて栄えた大きな町には古い商店街が残っており、レトロな雰囲気が若者に人気だったりする。

これは小見川の本町通り
オリジナル街灯や個人経営の専門店などが立ち並ぶ

そういう商店街に並んでそうな個人商店がぽつんと一軒存在する光景が、田んぼの中の農村で見られることがある。この記事ではそういうのをピックアップして紹介したい。

香取市荒北の農村商店
街灯や集落の中心のY字路という立地、レトロな佇まいにホーロー看板といった素敵要素が多い
なお閉店済みである
ここはわからないが、Googleマップのストリートビューで過去の営業していた頃の様子を見に行くのも面白い
ホーロー看板探しも楽しい
塩やタバコの小売店がメジャー
ここには「税収欲しいから地元でタバコ買おうね」系の看板がある
ショージョー醤油は現役の醤油醸造所、入正醤油のこと
ここは多古町南玉造の加藤公平商店
手前の建物は「政府指定〜」と書かれた倉庫だが配給制だった頃の名残だろうか
奥には近年増築された事務スペースの奥に古い居住スペースが見える
倉庫の裏にはオリジナル街灯と公衆電話
なおこの商店は現役で、Googleマップでの口コミも良好である
こちらは多古町井戸山の肥料などを格納する倉庫
農村にはこのような農家のための商店もある
当然ホーロー看板も肥料のもの
旭市岩井の源太商店
こちらも現役
軒下では農産物の種を売っている
店内にタバコ販売のアレが置いてある
店内には生鮮食品やお惣菜に調味料、洗剤な日用雑貨なども置いてある
ちょっとしたスーパーマーケットのよう
君津市折木沢の三好屋商店
2022年時点では営業していたが、最近閉店してしまったらしい
三が二になっている
ベンチ付き
国道沿いでツーリング客に人気の道なのでここで休憩する人も見られた
富津市の鳥海商店
中央の点は海のさんずいの一部である
この奥には製炭を生業としていた集落があり、その影響か雑貨だけでなく代々炭売をしている
かつて隣町に小学校があり、小遣い握りしめた子供のために駄菓子が充実していたが、閉校に伴い売らなくなってしまった
かろうじて飴の入ったボトルがその名残をとどめている

こういう感じの商店がある集落の記事をマガジンにした。そういうジャンルとしてまとめていく予定。


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