見出し画像

お城の中の動物園、和歌山城公園動物園

お城のお堀の中にある動物園、珍しい立地でカピバラが飼育されているとお聞きしたので何時かは行ってみたいと思っていたので、大阪のイベントに前乗りして訪ねてみました。和歌山と聞くと遠いイメージでしたが、大阪らは高速を使えば比較的時間は掛からない場所でした。到着するとカッコいい天守閣が見えお堀の周りに道がぐるりとあるものの、動物園の場所が分からず。調べてみると目印は巨大な県立近代美術館・博物館があり三年坂通りを登って行くと左手に「不明門」が出てくるので、その駐車場に車を停めるのがベストであり徒歩でも近いのです。駐車場に車を停めると動物園の大きなbirdケージの頭が見えるので直ぐに場所は分かりました。

入場ゲート、無料なので素通り。
立派なケージ、山の上には和歌山城。
園内地図、カピバラは右下。
緑に囲まれた動物園です。

動物園のゲートに到着してスイスイお客様が入っていく様子を見て無料だと気が付き驚き!熊の展示は休止中でしたが、ペンギンやビーバー、ヤギやシカやエミューやタイハクオウムまで色々な動物と触れ合ったり餌あげ・鑑賞することが出来ます。敷地は決して大きい訳ではありませんが清潔で立派な飼育舎が多かったです。また解説や注意書きの掲示物が結構な頻度で貼ってあるのですが、ユニークなイラストや手書き解説の作品が多くて1つ1つ読んでいて楽しい、飼育係さんスゴイ!です。

ヤギものんびり。
ビーバーは熟睡。
ペンギン舎、残念ながら泳いでいませんでした。

会いたかったカピバラの放飼場は大きなバードケージではない入り口から右奥にあり、幅約12m×奥行き5mと比較的広く、柵が高さ1mあり1m掘り下げてある形状ですが見にくいこともなく、地面は砂土に覆われ2つのゾーンに分かれていますが、この日は間の扉が開いていたので行き来できる状態でした。放飼場内には小屋やプラ船の水場、丸太などがありマーラ4頭と同居をしているのでわちゃわちゃして楽しく、放飼場の周りは緑に囲まれていて素敵な雰囲気でもあります。

カピバラ放飼場、少し見下げる感じ。
水風呂を独り占め。
マーラとは一定の距離があります。

カピバラは「ふう」君、オス。毛並みが良いアダルトです。この日は暑かったこともあり前半はプラ船に浸かってのんびりと辺りを眺めている様子で、ぐるっと園内を一周している間に飼育係さんから餌を貰ったようでマーラと距離をとって食事を満喫しておりました。ちなみに動物園のホームページを見ると「カピバラはコロナ禍につき観覧のみ」と記載されているので通常時はえさあげなど可能なのかもしれません。

マーラの個体紹介看板。
カピバラの紹介、手書きが目に留まる。

動物園から徒歩10分の天守閣に登ってきました、展示物が多く見ごたえのありました。また道を挟んで巨大な美術館と博物館があり、時間が合ったら立ち寄りたいなぁと惜しみました。ご興味がある方は特別展などをチェックして時間を多めにご用意ください。

和歌山城公園動物園 http://wakayamajo.jp/animal/index.html
和歌山市近代美術館 https://www.momaw.jp/

2023.6.24訪問