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普通の会社員の私が、普通に18年間投資(資産運用)している話

こんばんは。今日もお疲れ様です。今回は私がこれまで投資(資産運用)してきたお話をさせて頂きたいと思います。資産運用歴は2006年からかれこれ18年間になります。その間、リーマンショックなどマーケットが大きく下振れし、当時運用していた資産が一時60%ぐらいになる時期も経験しましたが、結果として現在 利率5-6%で運用が出来ています。なお、別途10年ほど前に始めた確定拠出年金も運用し増やせています(運用結果は拠出額の倍になっています)。

ご存じの通り、お金を銀行に預けても、どんなに高い定期預金でも0.数%(*1)。資産を倍にするのに100年以上かかりますが(72の法則)、そんなに生きられません。*1: 余談ですが、結婚当初、妻の両親が妻のために作った郵貯の定期金利は6-7%ありました(1990年代でもそれぐらい金利があったのに驚きました)。

銀行に預けても増えない。(高度成長期の父親世代と違い)給料が毎年どんどん増えるわけがない。自分で何とかするしかないと悟り、いろいろな投資系の本を読み漁って、一時期ネット証券やネット銀行で株式や外貨取引をやってみました。しかし少額の利益が出るものの、資産運用とは違うと悟りました。当時は投機と投資の違いすらよく分かっていませんでした(汗)

そのため私たちのような会社員家族が普通に投資運用して資産形成するための勉強セミナーに参加しました。そこではまず、(当たり前の話ですが…)、単にお金を増やすのが目的ではなく、ライフプランニング達成のために必要なお金を準備すること(目的達成時期に必要なお金を準備するための資産運用)を学びました。私たちの目的は子どもの教育費と自分達の老後資金(家購入も含む)の準備でした。

そうして地道に18年間続けている投資運用は上述のように年率5%程度で増えて行っています。これにより何とか子ども達3人の教育資金は賄える目途が立ち、目下老後の資金とか自分達のために運用しています。私が行っている投資運用方法は以下の通りです。特に何も目新しいことなく、誰でも出来る方法かつ有効なのでご紹介します。

  1. 複数の資産(株式、債券、不動産)、複数の地域(国内、先進国、新興国)に分ける。(卵を同じかごに全部入れないように!です)

  2. 毎月一定額積立を続ける。(いわゆるドルコスト平均法です)

  3. 長期に運用する。(これは個人投資家の強みです!)

  4. 頻繁に商品を乗り換えない。ただし上記1の配分が崩れてきたらリバランスする。(数年立つと株式の配分が大きくなっていたりします)

  5. 月1回残高チェックする。(最近はマネーフォワードでいつでも簡単に確認できますが…)

  6. 投資運用について学ぶ。(マネーリテラシーは大切です。NISAも基本を理解しておくと節税効果が得られ良いと思います)

銘柄(投資信託)選定/配分については、セミナーで勉強したものを購入しています。個人で資産運用するためには、まず分散投資、ドルコスト平均法、長期運用における複利の効果、必要に応じたリバランスなどの意味を理解し、少額から始めて、続けることが良いと思います。複利の計算については下記のリンクが役に立ちます。目標金額を金利〇%を想定した場合、毎月いくらの積み立てで何年程度掛かるかが分かります。

長期的な資産運用を検討する際に考慮すべき項目については、以下のNoteにまとめておりますので、宜しければ参照ください。

また、以下のちきりんさんのブログ"「普通の投資」を始めよう"は初心者向けとして参考になります。2018年に書かれたものですが、2024年新NISAについても追記されています。

ちきりんさんのブログでも触れられていますが、投資は普通の人が、普通に始められます。メリットとリスクを理解して、時間(7-10年程度)を掛けていけば必ず結果が出ると私は考えています。少なくとも、お金を銀行に預けているだけでは増えませんし、インフレになった時には(相対的に)資産が目減りしてしまいます。木下さんファミリーのみなさんは賢明なばかりですので、既に何らかの形で始められている方が多いかと思いますが、金融リテラシーを身に着けることは非常に役立つと思います。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
何か参考になることがありましたら、幸いです。






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