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訪問看護師、コロナに振り回される

オミクロン株の猛威が衰えない中、
毎日、振り回されている訪問看護師です。
今月に入り、高齢の訪問看護利用者の感染が続いています。デイサービスや訪問介護サービスを介しての濃厚接触者も増えました。
濃厚接触者は、検査をしてない人が殆どです。
なので、防護服を着て訪問します。もはや、誰が濃厚接触者になっているのか、後から判明すると厄介なので、ケアする際は、長袖ガウンを着ることにしました。入浴介助の際のゴーグルとマスクも外せません。冬だから良いものの、夏はどうなるんでしょ、この出立ち、全く…。

昨日、どこかの市議がマスク拒否して、飛行機遅延のくだらないニュースが流れてましたが、マスク嫌いの利用者も多いです。
「これ差し上げますから、つけて下さい、お互いのために。」
とマスクを渡すと、今のところ今週は、マスク装着率は、100%です。
キーワードは、「差し上げる」です。
困っている、訪問看護師さん、ヘルパーさん、是非、使ってみてください。

家族が陽性となり、濃厚接触者のスタッフの7日間の自宅待機もありました。こうなると、訪問する件数も増え、待機携帯当番の交替もする事になります。心身への疲労が更に、大きくなります。「明日は我が身」なのですが、出口の見えないトンネルの中にいるようです。

毎日、「その日暮らし」のような対応です。
朝、ケアマネージャーから、「○○さん、陽性」「◯◯さん、陰性」「◯◯さん、濃厚接触者」の報告を受けると、訪問スケジュールの調整をしなければなりません。朝の打ち合わせ時間は、通常より長くなっています。在宅には、抗がん剤治療中の人、免疫抑制剤を使用している人、人工呼吸器をつけている人、様々です。
介護保険では、訪問時間が決められていますが、コロナ陽性や濃厚接触者になった場合、午前の最後、午後の最後訪問させてもらうようにしています。

これから、出勤。濃厚接触者の訪問も含まれています。さて、今日は、訪問スケジュールを
変更する必要があるのかないのか、
どちらでしょう…


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