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みなさん、こんにちは。me:Riseキャリアコーチの髙本由美子です。(コーチ紹介インタビュー
私はパーソナルコーチとして、組織で働く方、セカンドキャリアに迷っている方や起業してご自身でビジネスをしている方まで幅広くコーチングを行っています。
また、コーチングを学びたい方に向けたコーチングスクールの講師アシスタントとしても活動をしています。そして人材サービス会社で採用コンサルタントとして、企業の採用支援や転職したい方へのキャリアコンサルティングなども続けています。

さて、本日のテーマは「自分を信じて好きになるための小さな約束の見つけ方」です。

このテーマを選んだのは、コーチングをする中で、自分が好きになれない、自分のことを信じられない、自分なんて…という自己肯定感の低さに悩んでいる方に多く出会ってきたからです。実はコーチングに出会う前の私もその一人でした。そんな私自身が実際に取り組んで効果があると感じたことなので、少しでも皆さんのヒントになれば嬉しいです。

本日お伝えするステップは次の3つです。

ステップ①:自分の基準を知るために自分が当たり前にやっていること、自分との約束を思い出す
ステップ②:その約束の中で守れていないことをひとつだけとりあげてみる
ステップ③:自分で決めた小さな約束に取り組んでみる。

まず1つめのステップは「自分が当たり前にやっている事、自分との約束を思い出す」ことです。
みなさんは、自分で決めた約束ってありますか?もしくは日々自分で当たり前のようにしている事って何でしょうか?
例えば「朝決めた時間に起きる」とか「人の悪口は言わない」とか「悪いと思ったらちゃんと謝る」といったことです。子供の頃から長年ずっと大事にして過ごしている事を何個か思い出してみてください。この当たり前のように自分が日々守っていることは、自分が自分らしくあるために決めた小さな約束と捉えることができます。

自分との約束がわかったら、次に2つ目のステップに移ります。
その中で今出来ていないことをひとつ見つけて、自分で守りたい小さな約束を決めます。日々忙しく過ごしている中で、「あー、これはうまくいってないな、守れていないな」と思うことはないでしょうか?

小さな約束が決まったら最後の3つ目のステップです。
実際に自分で決めた小さな約束に取り組んでみましょう。1回だけでなく毎日続けてみてください。変化があるはずです。

少し補足しますが、自分で決めた小さな約束を守るということは、自己信頼を上げるための簡単だけど大事な方法です。自己信頼とは、自分自身を信頼すること、自分なら大丈夫と思えること、自分を好きでいられることと捉えていただくとわかりやすいかなと思います。

イメージしやすいように自分自身の状態をコップに例えてみます。
「自己信頼」というコップです。この自己信頼のコップは、エネルギーが高まっていると、水、つまりエネルギーが満杯に入っている状態です。
ただし自分を信頼できなくなると、コップに穴があいてしまいます。自分で決めたことができていない、自分らしくない状態がこの自己信頼のコップに穴をあけてしまうのです。そうすると満杯になっていたエネルギーは穴から漏れ出てしまいます。

そんな穴のあいたコップに水を注いだらどうなるでしょうか?いくら水を注いでも水はコップの穴から漏れ出てしまいますよね。一向にコップに水は溜まっていきません。これがエネルギー漏れを起こしている状態、つまり自分に自信がなくなるとか、自己否定している、自己信頼が落ちている状態です。

実はこの自己信頼のコップ、残念ながら空けた穴は自分自身でしかふさぐことができません。自分自身のコップに空いた穴を自分でふさがないと、他の人から注いでもらった水、つまりエネルギーも漏れ出てしまいます。
この空いてしまった穴をふさぐのは、自分で決めた小さな約束にとりくむことなんです。自分で決めたことが出来ている、自分は決めたことができるんだ、私は大丈夫だ、という気持ちになることで、コップの穴はなくなりエネルギーが戻ってきます。

参考までに私の体験談をお話しますね。私が大事にしている約束は「ありがとうと言える自分、周りに感謝できる自分でいる」ということです。

コーチングを学び始めた頃にコーチングスクールで、自分で決めたことをやるとエネルギーが取り戻せるということを知りました。
当時仕事が多忙でイライラしていた私は、「ありがとうと言える自分でいる」という約束を守れておらず、チームメンバーにはとにかく仕事を依頼するだけ、確認するだけというやり取りを繰り返しており、ありがとうと言う余裕がありませんでした。

そんな自分自身に「あー、私ってだめだなあ」と自己嫌悪に陥っていたことを覚えています。これがコップに空いた穴ですね。
穴をふさぐために、つまりエネルギーを取り戻すためにはありがとうと言える状態になることだ、と感じた私は、まず明日からでもできそうなことは何だろうと考え、「そうだ、朝オフィスに行く前に立ち寄るコンビニでありがとうとちゃんと伝えよう。これならやれるはず」と小さな約束を決めました。
そして実際に翌朝コンビニに行った際に、意識をしてレジで「ありがとうございます!」と言ってみました。そうしたらなんだか自分が誇らしく思えてきたんです。
そして、その小さな約束を毎日続けていたら、いつのまにかチームメンバーにも「ありがとう」と言えるようになっていました。一つ小さな約束を守るだけでその先に繋がり良い循環が生まれたことを覚えています。

まとめ

まず自己信頼を高めるために自分が当たり前にやっていること、自分との約束を思い出します。
そしてその約束の中で守れていないことがあるか確認し、新たに小さな約束を決めて取り組んでみる。自分で決めた小さな約束に取り組むことで自分自身のことを信じることができ、周りとの関係も変わってきます。
自分一人でやれることなので、もしよければ取り組んでみてください。1人では難しいなという方は、コーチと一緒に取り組むこともお勧めです。

皆さんの自己信頼のコップがエネルギーでいっぱいになっていることを願っています。



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