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中途採用担当になって思うこと

この2年半、
中途採用を担当させて頂いており、
(7月からHRBPも兼務になりました)

毎日履歴書、職務経歴書を読む日々。
どこをどう見たらいいんだ?
が全く分からず、すごく時間がかかっていた当初から比べて、

ポイントになる点が分かり、
まずここをチェックして、
その後ここを読んで、
がスムーズになり、
だいぶその時間がコンパクトになりました。

書類選考で確認する点は、

①どのポジションでも共通で確認する基本的なこと
②この求人での必須要件と照らし合わせて確認すること

の、大きく2つになります。

他社の中途採用担当の方や
転職エージェントの方とお話しをしていて、

中途採用に関わる、仕事のやりがいって、
様々、人それぞれだなぁと思うのですが、

私の場合は、
日々の面接の中で、色々な方のキャリアの話や、どんな業務をしているかの話を伺えるのが
純粋に楽しく、

「こんな想いで、今の業務をされていて、
ワールドのこのポジションでは、
こんなことをしたいと思って今日来てくださってる」
という熱量が感じられると、
お話を聞いていて
とても感動することがあります。
(新卒採用だと、だいたい毎年、最終選考で泣きそうになっていました)

中途採用を担当するようになり、

一般的な企業で、
キャリアにおいて、
「どんな点が、どのように評価されることが多いのか」であったり、
「能動的にキャリアを描く」という視点を得たように感じています。

こういった視点って、
中途採用担当にならなければ感じられなかったことで、
知ることが新たな知見になった一方で、

先日たまたま、
やまだくにあきさんの
「何者かになりたいは捨てたはずなのに」を拝読していたのですが、

キャリアの枠を超えて、「人生」を考えた時に、
誰かの評価軸の中で測られる「何者か」を追ってしまうと、
辛くなることもあるんだよな~と共感してしまいました。

採用担当として、
客観的な評価軸は持っていた方がいいのですが、
その軸を通して相手を見続けた時に、

気付いたら、自分もその軸の中に留まっていた、
ということがないようにしなければ、と振り返って感じたのでした。

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