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外国籍応募者は「動画応募」にどれくらい興味があるのか?

先日、「日本語CVの書き方」なるセミナーを外国籍の方々対象に開催しました。目的は、確実に書類選考を通過させるための”履歴書と職務経歴書”の書き方をレクチャーしました。

まあ、そもそも日本企業へエントリーするさいは上述2つのフォーマットを取得し記載した方が良いこと。記載する内容についても、一般的に記載しておいた方が良いこと、また職務概要や志望動機など簡潔に伝わるコンテンツにすることなどをお伝えしました。

今回はその際に参加者に記載をお願いしたアンケート結果について、共有したいと思います。

通常アンケートとともに、「動画応募」に関する質問を試みました。日本企業へのエントリーハードルをより下げるために、動画エントリー手段が外国籍の方々にとってよりフレンドリーか否かをヒアリングしました。

質問1  動画エントリーの方法は、日本企業へのエントリーをよりポイティブに加速させると思いますか?

回答 はい  83.3%
            いいえ 11.1%
            動画エントリーを知らない 5.6%

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理由 ※フリーコメント
It will help you to connect more Cause I used to send European style CVs to Japanese companies
動画エントリーはつながりを良くするために役立つと思う。以前、欧州で使われるCVを日本企業へ送っていた経験がある。
Video CV also reflects a person's way of presentation, confidence level.
動画エントリーの方法は、プレゼンテーションのやり方やプレゼンに自信があるかないかで左右される。
Video CV might give the chance for Employers to access their personality and character better before actually meeting them in person.
動画エントリーの方法は、日本企業が応募者の人柄や性格に触れる良い機会となり得るかもしれない。

I am not familiar with format of Video CV
動画エントリーを知らない。


質問2  ライブプレゼンテーション*の機会にチャレンジしてみたいと思いますか?*日本企業の目の前で自己プレゼンをオーディションのように行う

回答 はい  83.3%
            いいえ 11.1%
            なんとも言えない 5.6%

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I think that will give us a first-hand knowledge about the companies expectations and how to fill up the expectations.
日本企業の期待などを知る良い機会になり得ると思う。
Attending several companies at the same time will help the candidate to picked up by a right company
ライブプレゼンテーションは求職者にとって良い企業を選ぶ機会になると思う。
It will be good to understand what companies actually want.
企業が求めることがわかる良い機会になるでしょう。
A lot of companies will be able to connect on the same platform and it will be must easier to communicate
同じタイミングで多くの企業と繋がれることは、良いコミュニケーション機会となるでしょう。
Get to know the companies which are interested in recruitment
採用に興味のある企業を知ることができる。
One to many presentations would be beneficial in terms of time-saving.
効率良い選考の仕方だと思う。
I would like to try it out!
トライしてみたいと思う!

このようなお答えとなりました。
外国籍の方々は、動画エントリーやオーディション形式など最新の採用プロセスにも大変興味をお持ちです。
従前の採用方法も良いと思いますが、これまでとは異なる方法を取り込むことでお会いしてこなかった方との出会いがあるかもしれません。

ぜひこれを機に、自社採用のプロセスについて再考してみてはいかがでしょうか。

キャリアフライ大野理恵

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