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ワークスタイル3.5

会社のためではなく、自分のために生きるワークスタイルへ

生きるために働いてお金を稼ぐ。
これは悪いことではありませんし、生きていく上ではすごい必要なことです。
たしかに、とても大切なことです。

でも、好きなことをライフスタイルの中心に据えながら自由に生きることができれば、こんなに幸せなことはないでしょう。

そうするためには今までに経験をしたことから学んだ概念を捨てることが重要なんです。

時間、場所、会社、収入源のポイント化から、自分の生きるためのワークスタイルについて考えていきましょう。

場所と時間から開放をされている時代

まずは、場所についてお話をしましょう。

最近ではリモートワークスという言葉が当たり前になりましたが、働く場所から解放される時代になっています。

オフィスでも最近ではフリーアドレス制になり固定席がなくなりつつある時代です。

シャアオフィスやカフェ、街の至るところでWi-Fiとパソコンで仕事をしているビジネスパーソンが増えています。

これにより会社へ出社をすることは必要なくなったとも言えるでしょう。

スマートフォンが一台あれば、電車での移動中や時間と場所を選ばす、仕事をできる状況になっています。

アプリケーションを入れておけば、資料の簡単な修正ができる。

このことからも会社に出社をすることもなくなり、世界中でスマートフォンとWi-Fiがあれば仕事ができる状況になりました。

そうすることによって、場所の制約がなくなっている時代になっています。

次に時間についてお話をしましょう。

ほとんどの企業が就業時間を設定しています。

フレックスタイムを導入している企業でもコアタイムというのが設定をされています。

スマートフォンを活用できる現在においては、細かい時間でいろいろな作業をすることができる状況になりました。

例えば、電車の移動中の時間であったり、アポイント前で早くついてしまったというときののように、細切れ時間をうまく活用をすることができるようになりました。

街を歩いているときに仕事のメールが来て、30秒ほどで返信し、ひとつ仕事が片付いたという経験は誰しも経験したことはあるでしょう。

スマートフォンのみで仕事をしている人はまだまだ少数派ですが、これから5年後、10年後にはノートパソコンからスマートフォン1台で仕事をするということもあるでしょう。

新しい価値観は、ひとたび「こちらのほうが便利だ」と理解された途端、古い常識や習慣を洪水のように飲み込んでいきます。

「こうでなければならない」という思考ではなく、場所と時間に捉われない生き方をしましょう。

個人が活躍する時代へ

固定されていた場所や時間が解放されると、会社が労働者を管理するという概念自体が変わり始めます。

そして、個人が自由になる動きは加速し、会社と個人の関係が見直されることになる。

つまり、「会社」に通わなくてもよくなるのです。

世界でも日本でも、シェアオフィスやコワーキングスペースが増えています。

固定された場所がないということは、チームもなくなっていくということ。

会社というあり方そのものが固定的なものから流動的になっていき、プロジェクトごとに集まって仕事が終わったら解散…という例も増えていくでしょう。

いまや、別々の会社の人がインターネット上で繋がって、プロジェクトが始まることも珍しくはありません。

会社のあり方自体が変われば、社員を大量に抱える必要がなくなります。

会社や組織を超えて、弱いつながりからコミュニティが発生をして、いろいろなプロジェクトが進んでいくこともあります。

ソーシャルネットをうまく活用して仕事をする関係になっていたり、ファンを増やすことは簡単にできるようになりました。

毎日、各ソーシャルネットで発信し続ける事によって、専門家として認識をされるようになり、そこからつながりが発生をして、ビジネスにはってんすることも最近では珍しくありません。

つまり、そもそも経営者が社員を雇わなくても良い時代がくるかもしれないのです。

組織内だけにこだわらず、もっと広い視野を持って仕事に取り組んでいきましょう。

アグリゲーターという仕事のやりかたもできるようになり、正社員が安泰という時代ではなくなってきています。

一つの収入源にこだわることがなくなる

働く人たちの多くが、目の前の「忙しすぎる生活」に不満や違和感を抱きながらも、そこから抜け出せていません。

その本質的な原因は「収入源」をひとつに依存しているからです。

あなたがひとつの会社にしか所属していないのであれば、もちろん収入源はその会社からもらえる給料のみ。

ですが、働く人が会社から解放されるとなれば、「ひとつの収入源で生活する」という生き方自体が見直されていくでしょう。

経営者という視点から見ても、この流れに異を唱えることはできません。

自社だけで数百、数千人の社員を囲い込むのはリスクですし、もはや時代遅れです。

社員に自社内だけで通用する仕事をし続けてもらうよりも、会社の外に出て新しい仕事のアイデアや人脈を社内に持ち帰ってもらい、本業に役立てるようにしたほうが、新しい成果に結びつくかもしれません。

実際に複業を推奨している企業では、生産性も上がり、個人の労力もアップしている現状があります。

多くの企業は副業規定を就業規則で決めていますから、行う前にきちんと調べておかないと懲戒解雇処分になる可能性もあるので、注意をしておかないといけません。

また、副業収入については税務申告をする必要になる場合があり、人事が住民税の通知をもらった際に収入が合わないと疑われてしまうのでいろいろな面で注意をしてください。

こういった時代の流れをふまえると、もはや仕事は「ひとつ」と決めつけるのはナンセンスです。

むしろ、個人が抱える仕事は「複数」になっていくに違いありません。

安倍内閣も「正社員の副業を容認」というスタンスになっています。

週末起業ということが2000年に入ってから有名になってきていますが、スモールビジネスで企業をして独立をすることでリスク回避ができることにもつながっています。

いきなり独立ということになるとハードルが高くなるのですが、会社員時代に信頼と実績を積んで置くことでハードルを低くしているというのも事実です。

独立することによって不安が大きくなりますが、会社員をしながら行うことによって失敗をした時にも大きな負債を追わずにできるところも魅力になっています。

この流れがより進めば、副業は単純に小遣いを稼ぐような意味での 「副」ではなく、複数の「複」業になっていくことでしょう。

他人の完全な管理下で低いパフォーマンスを続けるか、自由なワークスタイルを手にして高い生産性を手にするか。

目の前に迫るその2本の分かれ道を、あなたはどちらに進みたいと思うでしょうか?

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