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客室乗務員の採用試験 面接の順番は何番がいいのか?

こんにちは

エアラインスクール、キャリアージュを主催しております西村由美です。
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本日の写真は、冒険家の堀江健一さんと。

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よく、

「面接時間帯は何時がいいでしょうか?何番あたりが有利なのでしょうか?」

と聞かれます。

基本的に合格する方は何時だろうが何番だろうが合格するので、厳密にはあまり気にしなくていいというのが私の答えですが、面接心理の視点で語ると「皆様がちゃんと自分に自信を持っている」という前提条件のもとであれば、

絶対的に有利なのは1番です。

理由は、相対評価ではなく絶対評価をしてくれるから。

2番以降の人からは、前の人との比較でしかないので相対評価となります。
5番さんと比べてとか、10番さんとくらべてと、総合的なバランスで見ていき、最後に受験する方は全員の相対評価の集大成です。

ただし、先ほども書いたように「自分に自信をもっている」が条件です。
もし自信がない方が1番になると、1番を基準に2番、3番と評価されるので2番さん以降非常に有利になり圧倒的に不利な状況に追い込まれます・・・

ではこの「自信をもっている」の自信とは一体、何を見ているのでしょうか?

それはやっぱり客室乗務員の仕事に絶対的に求められる素養があるかないかの部分を見られます。

客室乗務員の素養・・それはもう国籍・年齢・性別・障害の有無かかわらず、どんな方でも、どんな状況でも対応できる素養です。

機内ではとにかくいろんなハプニングが起こります。

飛行機の遅延、天候で目的地行くかもしれないし行かないかもという曖昧な状況、機材故障、VIP対応、ダイバーシティなお客様、よく分からないクレーム祭り(それも日本語ではない場合もあります)・・・・・

など、日々発生する不測の事態の対応をベテランも新人も関係なく対応しなければいけません。

お客様から見たら、10年客室乗務員をしている大ベテランの方だろうが、今日が初フライトの客室乗務員だろうが、すべて一緒の「客室乗務員さん」です。

だから、いくら緊張する面接とはいえ、そこまで不測の事態に陥ることがない面接くらい、

どんと構えて堂々と、笑顔がとても素敵、楽しそう、姿勢がいいね、しっかりしているなど、なんでもいいので「私はここだけは負けない」と思う印象ににじみ出る自信がほしい。

ちなみに自信は勝手に身につくものではなく、自分の努力でつけていくものです。

だからこれまで何をやってきたのか?今、何を現在進行形で頑張っているのか?含めて、ぜひ自分と向き合い、圧迫面接くらい、余裕で乗り超えてほしいところ。

面接官も最後のほうになると、飽きてきます。

そして面接官は私の年代が多い。ということは、この年になるとよく分かりますが・・・
個性がないと残念ながらみんな同じ顔に見えてきます・・・涙

後で、採点する際に、あの人誰だっけ?と記憶に残らない人になるとそもそも相対評価すらされないまま残念な結果になりかねません。

ではその個性はどうしたら出せるのか?

過去に記事を書いてますので読んで下さい→こちら

そして最後に先日、私が市議会議員の活動で行っているVOICY(インターネットラジオ)で対談しました、フォトグラファーの清原明音さんが、タイトルはLGBTQについて語るですが、魅力的な人になるためにはどうしたらいいか?ヒント満載な内容です!
客室乗務員目指す方ほど聞いたほうがいい内容だと思いますので、ぜひ移動中に聞いて下さい。すごく素敵な考え方です

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