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子どもの自己肯定感を高める傾聴とは?

今日はとある大学の公開講座を受講しました。いくつになっても学びはつきません。今日のテーマはWell-bingについて。普段使っている傾聴についても改めて考えさせられました。

🍀傾聴とは?


傾聴ってどうやって”きく”ことなのでしょう?共感したり、相手に寄り添って”きく”ことですが。では共感出来ているってどうやって感じる事ができるのしょう?よく自分の価値観のフィルターを通さずに”きく”事とも言います。でも案外難しいですよね・・・
しかし相手と自分の違いを感じながら”きく”と、「そんな考えもあるんだ」と受け入れやすくなります。そうすると興味を持って”きく”事が出来て、それが共感となって傾聴へと繋がります。


🍀認められると自己肯定感も上がる


子どもは特に自分の話をちゃんと聞いているのか?うわべだけなのか?よく観察しているなと感じることがあります。
「○○先生は否定しないでちゃんと聞いてくれる。」ドキッとする発言ですが、否定しているつもりはなくても、相手にそう伝われば、否定したことになります。自分のフィルターを通して肯定出来ない事であれば、否定の感情で返してしまうかもしれません。ただ「聞く」とそうなってしまうのでしょう。相手の話を「聴く(傾聴)」には自分の聴くマインドがとっても重要になりますね。

🍀まとめ

傾聴してもらえると、自分自身を受け入れてもらえたという安心感が得られ、そこからこのままでいいんだと自己肯定感も上がってきます。それが続けば行動変容へと変わっていく。今回はそこを再確認出来ました。

ここで1つ思い出したことがありました。

以前小学校のキャリア教育授業で、講師登壇した時です。その時はグループ数人で1つの言葉から連想されるものや事・人を自由に出していくものでした。私は「間違いはないから、自由に思ったことを出していいよ」と言い、出た意見が想像と違っていても、その子が発言した言葉の繋がりを聴いて「それもありだね」と言ってワークを進めていきました。すると最終的には世界平和のような大きなテーマが出てきました。そこである生徒が「全部繋がっているんだね」とボソっと言ってくれました。大人が教えなくても子ども達は本来自由な発想で考える力があるんだと再確認した出来事でした。

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