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税金: 「現金手渡しだから税務署バレない? と思うのはあまいと思います」

今回は「現金手渡しだから税務署バレない? と思うのはあまいと思います」についてコメントをさせて頂きます。

相続や税金関係の記事を読んでいると、本当に定期的にでてくる「現金手渡しだから税務署バレない?」の記事なのです。 しかもあちこちで取り上げられる内容で「現金手渡しはバレない」と思う方が多いのですね。

この問題に対し、こちらも毎回同じ回答です。

回答: 基本バレます。

特に税務監査が何らかの理由で入った場合、50万円の手渡し現金でも可能性としてはバレるかもしれません。

それが、百万単位ならなおさらです。

バレる理由例

特に、支払い側がなくなっていた場合に最後のお金の出入を国税総合管理システム(KSKシステム)で細かく調べます。 このシステムは、金融関係のシステムにアクセスし放題です、しかも過去10年分。 で、例えば150万円の出金があった時、個人利用なら問題ありませんが、蒸発することがあります。 つまり、出金しているのに使った形跡がない。

ということは、タンス貯金か現金で誰かに渡した可能性があり。

周りの人間の口座、もしくは金遣いかげんを見れば、消えた150万円の行先がわかるというもの、その時にちゃんと贈与申請をしていればまだしも、していなければ追徴金です。

先月、ご紹介した愛人のケースなどがそれにあたります。

大体、ある程度いつも現金を動かしている方は税務署にマークされていると考えても良いかもしれません。

隠そうとすると、追徴金などで余計な出費があるかもしれません。

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