見出し画像

そろそろ“面白い人”になりたい。

クラスには
ムードメーカーと呼ばれる人が
一人や二人存在するものだ

(わたしはというと人生で一度も
このポジションについたことはない。)

中学生の頃にも
ムードメーカーはいた。
彼らは、3人組だった。
周囲とは少し違った空気を纏っていた。
大人にも見えるし
無邪気な子どもにも見えた。
不思議な中学男子3人組。

当時「メーリス」という
メールの機能が流行し始めた頃だった。
メール一斉配信できるあれだ。
クラスや部活の連絡事項を一斉に送るのに便利だった。彼らもあれを使っていたんだっけか。
もうはっきり思い出せない。

とにかくある日突然
彼らは、クラスメイトに
メールの一斉配信を始めた。

メールの内容はよく覚えていないが
彼らの空想の世界で起きた面白い話が
書かれていた。

その記事は、いちいち面白かったし。
毎回の配信が楽しみでしょうがなかった。

メールを受け取っているだけで
なんだか、面白いことを
自分もしてるかのような気分にもなった。

当時の彼らは凄く楽しそうだった。
輝いて見えたのだと思う。

次はどんな面白いことをしてくれるんだと
彼らの動向が気になって仕方なかった。

思えば、あの頃から
面白いことをしてる人を見るのが
好きだった。

あの3人組が私の人生における
ファースト「面白い人」達
だったかもしれない。

あれから10年以上経っても
やっぱり私は「面白い人」たちを見ている。
普通の人に比べれば
周りにそういう人が多い気がするが
やはり私は傍観者にすぎない

憧れの眼差しで、
「楽しそうだなあ」と見てる側だ。

でも

そろそろ
あっち側に行ってみたい。

そろそろ「面白い人」になってみたい

わたしを見てる人たちが
自然とワクワクするような。
そんな人になりたい。

先日ある子どもが
わたしのことを
面白い大人」と呼んだ。

それを聞いて
ゆっくりだが
憧れのそれに向かって
進んでるような気もしてきた。

#なりたい自分
#面白い大人
#変化
#考えごと