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「障がいがあってもウェルカム」―チームの一員として自分を受け入れてくれる会社



期間限定で"カジュアル面談"の申込みを受付中です。

キャリパラのカジュアル面談は「選考と関係なく」「オンラインで気軽に」「30~45分程度」「人事の採用担当とフランクになんでも話せる」という内容となっております。

Daigasグループの障がい者採用に興味がある方はお気軽に下記のフォームよりお申し込みください。


プロフィール

北 彩乃 きた あやの
大阪ガス株式会社イノベーション推進部
2022年入社 嘱託社員
障がい種別:右下肢切断/車椅子利用
障がい等級:身体障がい手帳2級
趣味:ゲーム配信を見ることと宝塚歌劇の観劇。宝塚観劇は障がい者になってからの趣味ですが、宝塚大劇場は車椅子でも利用しやすいのがうれしいですね。

障がいについて

高校からの帰り道で交通事故に遭い、右下肢切断等で身体障がい手帳2級です。諸々の理由で義足が使えないため、車椅子を使っています。

仕事をする上で必要な配慮

車椅子での移動になるため、車椅子用のトイレやエレベーターなどが必要です。
ただ、当社はすでに障がいのある人が多く働いており、バリアフリーが進んでいたので、極端に困るということはありませんでした。自分の導線に合わせてエレベーターに背後確認用の鏡を取り付けてもらったり、スロープを増設したりもしていただきました。当社の事務所はもともと住んでいた奈良にもありますが、そちらの事務所はバリアフリーではないので、大阪の本社に通ったらどうかとお誘いいただき、現在は、大阪に引っ越して電車通勤しています。

就職活動について 理想の企業をどう探したか

高校卒業後、入院をしていた病院から声をかけていただき、その病院に就職しました。病院では受付窓口での業務を担当し、充実した日々を送っていました。
しかし、将来について考える中で、「自分はずっとこの仕事を続けるのかな?」という疑問が生まれたことをきっかけに、30歳までに他の仕事にも挑戦してみたいという思いが芽生え、転職を決断しました。
転職活動では、障がい者向けの就活サイトに登録しました。初めての就職活動で緊張していたのですが、スムーズに当社を紹介されて就職することになりました。
正直、これまで病院の受付窓口での経験しかなかったため、書類選考で受かるとは思っていませんでしたが、これも何かのご縁だと感じています。

面接における障がいへの配慮のすり合わせについて

1回目はオンラインで、2回目は本社で面接を受けました。2回目の面接では実際の職場を案内していただき、車椅子を使って移動ができるかを確認し、また、どのような仕事を希望するのかについても詳しく話をさせていただきました。

面接で印象に残っていること

就職サイトのエージェントからは「Daigasグループは障がい者雇用を積極的に行っていて、障がいのある方が多く働いているから心配はないですよ」 とお聞きしていたので、あまり心配していませんでした。
また、2月の入社間近に腎盂腎炎で入院となった際、入社が間に合わないかもと人事の方に相談したところ、「4月までお待ちするので、しっかり治してから入社してきてください」と快く対応してくださったのがとてもありがたかったです。

入社前後のギャップ(良い⾯)について

入社前にお話をしっかり伺っていましたし、面接の段階で事務所見学もさせていただいたので、入社後に大きなギャップを感じたことはありませんでした。ギャップを感じたという意味では、当初「インフラ企業」ということで堅苦しい雰囲気かもしれないと思っていたのですが、当社では服装が自由でTシャツやジーパンを着ている方も多く、フランクで明るい環境でした。
また、座席が固定されているわけではなくフリーアドレスで座る場所を自由に選べるため、日々の作業が柔軟で、車椅子での移動も少なくできるので助かっています。いい意味でとても柔軟な会社でした。

入社してからのギャップ(悪い⾯)について

本社全体がバリアフリーになっているので「特にここが困った」というところはないかもしれません。
ただ、実は私は動くのが好きで、例えばコピー用紙の箱を持ち上げて補充することも出来るのですが、「それはしなくていいよ」と言われることがあります。配慮からくるお声掛けだとは思いますが、もう少し任せてもらえると嬉しいです。

入社後の仕事歴

2022年:大阪ガス入社 イノベーション推進部総務チーム配属
~現在に至る

現在の仕事内容

現在は書類の作成・整理・押印や事務用品の補充など総務的な仕事が中心です。人前に出て営業をすることには苦手意識があるので、この仕事は自分に向いていると感じています。

いちばん苦労した、⾟かった仕事

以前の病院の仕事とは全く異なる分野で働いているので、まだ慣れないことが多いです。同年代の方と話すことも慣れないことの一つですね。
しかし、これまで知らなかった世界を知ることができたという面ではとても面白く感じています。
また、秘書的な仕事も担当しています。私は奈良から大阪に引っ越して一人暮らしをしているのですが、タクシーの手配や手土産の選定などをする際に、大阪の地理やお土産に関する知識が不足していることから、困ることがあります。

今後チャレンジしたい仕事

まずは、一人で仕事ができるように、現在の業務を一通りしっかり覚えることが目標です。また、これまでパソコンをあまり使った経験がなく、ExcelやPowerPointなどのアプリケーションを上手に活用できないことに課題を感じています。そのため、本を購入してスキルアップに努めたいです。
さらに、上述したように、タクシーの手配やお土産の選定に困ることがあるので、大阪の地理やお土産などもしっかり覚えていきたいですね。

フルタイムの働き方だと思いますが仕事で疲れることはありますか?

車椅子を使っていると他の社員より疲れやすいとは思うのですが、仕事が終わった頃に疲れ果ててもう動けない・・というようなことはないです。

Daigasグループはどんな会社?

当社はガス会社でありながら、それに留まらず、よりよい社会や暮らしの実現に向けたアイデアを積極的に考えている会社ですね。非常に創造的な環境です。

Daigasグループの良いところ

入社前に病気をした際、入社を待っていただけたこともそうなのですが、「自分のためにここまでやってくれるのか」とありがたく思うことが多いです。
また、会社全体が「障がいがあってもウェルカム」という雰囲気で、障がいに関わらずチームの一員として迎え入れてくれる姿勢を感じています。特別に「これがすごい!」という点があるわけではないのですが、日々のちょっとしたことの積み重ねが安心感につながっています。

Daigasグループの改善したいところ

本当に良くしていただいているので、すぐに「こうして欲しい」ということは思い浮かばないです。あえて言えば、車いす用トイレを健常者の方が使用されることがあるということでしょうか。恐らく外部からお越しの方が使っているのだと思うのですが、困ってしまうことが時々あります。

Daigasグループが「このような障がいのある方を求めている」と感じることはありますか?

部署によって必要なスキルや能力が大きく異なると思うので、「こういう方が必要だ」とは一概に言えないと思います。ただ、個人的な経験から言うと、コミュニケーション能力は重要だと感じています。

Daigasグループに興味を持ってくれた⽅へメッセージ

当社は、自然体で無理に気負わずに仕事ができる会社だと思います。もし、「仕事や人生の現状を変えたい」と願っていて、この記事を読んでいる方がいれば、自分を変える選択肢の一つにDaigasグループへの就職・転職を加えてみてはどうでしょうか。ご縁があったらぜひ一緒に働きましょう!

採用情報


現在、Daigasグループは障がい者採用に力を入れております。
募集要項・応募方法はHPにまとめておりますので、気になる方は下のリンクよりご確認頂けますと幸いです。


期間限定で"カジュアル面談"の申込みを受付中です。

キャリパラのカジュアル面談は「選考と関係なく」「オンラインで気軽に」「30~45分程度」「人事の採用担当とフランクになんでも話せる」という内容となっております。

Daigasグループの障がい者採用に興味がある方はお気軽に下記のフォームよりお申し込みください。